お‐しべ【雄蕊】
種子植物の花の雄性の生殖器官。葯(やく)と花糸からなり、葯の中に花粉を形成する。ゆうずい。⇔雌蕊(めしべ)。
か‐ずい【花蕊】
花の雄しべと雌しべの総称。
か‐ゆうずい【仮雄蕊】
葯(やく)や花糸が発達せず、本来の生殖機能をもたない雄しべ。雌雄異株または雌雄異花の植物の雌花にみられる。
ぎょくずい【玉蕊】
鎌倉時代、九条道家の日記。承元3年(1209)から暦仁元年(1238)まで断続的に伝わり、有職故実(ゆうそくこじつ)に詳しい。祖父兼実(かねざね)の日記「玉葉」にちなむ名。光明峰寺殿記。峰禅閤記。
しきょう‐ゆうずい【四強雄蕊】
⇒四長雄蕊(しちょうゆうずい)
し‐ずい【雌蕊】
「めしべ」に同じ。⇔雄蕊(ゆうずい)。
しちょう‐ゆうずい【四長雄蕊】
6本の雄しべのうち、4本は長く2本が短いもの。アブラナ科植物にみられる。四強雄蕊。
しべ【蕊/蘂】
1 雄しべと雌しべ。ずい。 2 ひも・緒などのふさのもとにつける飾り。
しゅうやく‐ゆうずい【集葯雄蕊】
一つの花の中の、全部の雄しべの葯の部分が合着して管状となったもの。キク科植物にみられる。
ずい【蕊/蘂】
種子植物の、雄しべと雌しべ。しべ。