はな‐ぐすり【鼻薬】
1 鼻の病気の治療に用いる薬。 2 子供をなだめすかすために与える菓子など。 3 ちょっとした賄賂(わいろ)。袖の下。「—をきかせる」
はな‐もつやく【花没薬】
東南アジアに産するコックスラッカというカイガラムシの一種が分泌する樹脂状のもの。赤紫系の染料や臙脂(えんじ)の原料。
はやめ‐ぐすり【早め薬】
お産を早めるための薬。はやめ。「不断医者は次の間に鍋を仕かけ、—の用意」〈浮・胸算用・二〉
はり‐ぐすり【貼(り)薬/張(り)薬】
医薬品を粘着剤に混ぜて紙や布などに塗り、患部に貼る薬。貼付剤(ちょうふざい)。
ばい‐やく【売薬】
1 あらかじめ製造・調合されて、市販されている薬。 2 薬を売ること。
ばくはつ‐やく【爆発薬】
「爆薬」に同じ。
ばく‐やく【爆薬】
火薬類のうち、物を破壊するための爆破薬、および爆弾・砲弾を炸裂(さくれつ)させるための炸薬のこと。ダイナマイト・トリニトロトルエンなど。
ばくれつ‐やく【爆裂薬】
爆薬の古い言い方。
ひき‐ぐすり【引(き)薬】
皮膚にのばして塗る薬。ぬりぐすり。「腫物の先へ—を為よう」〈円朝・真景累ヶ淵〉
ひけん‐やく【被験薬】
⇒治験薬