あい‐ぐすり【合(い)薬】
飲む人の体質・病状などに合っていて、効き目の顕著な薬。適薬。
あいのみょうやく【愛の妙薬】
《原題、(イタリア)L'elisir d'amore》ドニゼッティのイタリア語によるオペラ。全2幕。1832年初演。不器用な村の青年がいかさまの薬売りから手に入れた偽の惚れ薬によって美しい富農の...
朝腹(あさはら)の丸薬(がんやく)
すき腹に丸薬を飲んでも、腹の足しにならないこと。なんら益することのないたとえ。「朝腹の茶漬け」などともいう。
あしどめ‐ぐすり【足留(め)薬】
染色の速度を遅くさせ、色むらになるのを防ぐ薬品。炭酸ナトリウム・酢酸・硫酸ナトリウムなど。
あせん‐やく【阿仙薬】
熱帯産のアカネ科植物ガンビールの葉から製した暗褐色の塊状エキス。主成分はカテキン。収斂(しゅうれん)・止血薬や染料・皮なめしに用いる。
いやく【医薬】
[共通する意味] ★病気や傷を治したり、健康を保持、増進したりするために使うもの。[英] medicine[使い方]〔薬〕▽薬が効く▽薬を処方する〔薬品〕▽薬品の販売を手がける〔薬物〕▽薬物の使...
かやく【火薬】
[共通する意味] ★爆発を起こす薬品。[英] powder[使い方]〔火薬〕▽火薬を筒にこめる▽火薬庫▽無煙火薬〔硝薬〕▽硝薬を製造する〔弾薬〕▽弾薬と食糧を補充する〔爆薬〕▽爆薬をしかける▽爆...
くすり【薬】
[共通する意味] ★病気や傷を治したり、健康を保持、増進したりするために使うもの。[英] medicine[使い方]〔薬〕▽薬が効く▽薬を処方する〔薬品〕▽薬品の販売を手がける〔薬物〕▽薬物の使...
げきやく【劇薬】
[共通する意味] ★ごく少量でも激しい作用を示し、中毒を引き起こしたり、生命を危険にしたりする薬。[英] poison[使い方]〔毒薬〕▽毒薬を仰いで死ぬ〔劇薬〕▽劇薬に指定された薬品[使い分け...
しょうやく【硝薬】
[共通する意味] ★爆発を起こす薬品。[英] powder[使い方]〔火薬〕▽火薬を筒にこめる▽火薬庫▽無煙火薬〔硝薬〕▽硝薬を製造する〔弾薬〕▽弾薬と食糧を補充する〔爆薬〕▽爆薬をしかける▽爆...
うちまたこうやく【内股膏薬】
あっちについたりこっちについたりして、節操のないこと。しっかりした意見がなくその時の気持ちで動くこと。また、そのような人をあざけっていう語。日和見ひよりみ。▽「内股」は股の内側。「膏薬」は練って作った外用薬。内股にはった膏薬が、動くたびに右側についたり左側についたりする意。「膏」は「ごう」とも読む。
おうびょうよやく【応病与薬】
人の性質や素質、理解力など状況に応じて適切な指導をすること。また、状況に応じて適切な措置を講じること。病状にあわせて、それに適した薬を与える意から。▽もと仏教語。「病やまいに応おうじて薬くすりを与あたう」と訓読する。
たいしょうかやく【対症下薬】
病状に応じて薬を処方すること。問題点を確認したうえで、有効な解決方法を講ずることのたとえ。▽「対症」は病気の種々の症状に応ずる意。「下薬」は薬を与えること。「症しょうに対たいして薬くすりを下くだす」と訓読する。
ふたまたこうやく【二股膏薬】
そのとき次第でどちらの側にも従うこと。また、その人。定見なく、あっちへついたり、こっちへついたりする節操のない人。▽「二股」は内股の意。「膏薬」は練り薬。内股に貼はった薬は、歩くうちに左右の足にあちこちつくことからいう。「膏」は「ごう」とも読む。