いりょうよう‐まやく【医療用麻薬】
癌(がん)などの激痛を抑えるため、法律で使用が許可されている麻薬。モルヒネ・オキシコドン・フェンタニルなど。→オピオイド鎮痛薬
いん‐やく【淫薬】
性欲を盛んにする薬。催淫薬。媚薬(びやく)。ほれぐすり。
うちまた‐ごうやく【内股膏薬】
《内股にはった膏薬が右側についたり左側についたりするところから》しっかりした意見や主張がなく、都合しだいで立場を変えること。また、そのような人。あてにできない人物をいう。
生(う)まれた後(あと)の早(はや)め薬(ぐすり)
子供が生まれたあとで、出産を促す薬を飲むこと。時機後れで役に立たないことのたとえ。
うみとどくやく【海と毒薬】
遠藤周作の小説。昭和32年(1957)「文学界」誌に発表。太平洋戦争中に起きた九大生体解剖事件を題材に、生命の尊厳と戦争の狂気を描く。 を原作とする映画。熊井啓監督・脚本、昭和61年(19...
う‐やく【烏薬】
クスノキ科の常緑低木。幹・枝は細い。雌雄異株。4月ごろ、淡黄色の小花を多数つけ、実は楕円形。根は連球状で香気があり、漢方で健胃・鎮痛薬に用いる。天台烏薬(てんだいうやく)。
うり‐ぐすり【売(り)薬】
薬局であらかじめ調剤しておいて売る薬。病院などで医者が患者に与える薬に対していう。ばいやく。
うわ‐ぐすり【釉/上薬】
陶磁器の、素地の表面に施すガラス質の溶液。焼成すると薄い層を成し、吸水を防ぎ、光沢を帯びて装飾を兼ねる。主成分は珪酸(けいさん)化合物。金属含有物によって、さまざまな色を呈する。釉薬(ゆうやく)。
エキス‐やく【エキス薬】
「エキス剤」に同じ。
えきたいくうき‐ばくやく【液体空気爆薬】
液体空気を木炭粉末などに吸収させて作った爆薬。爆破用に使う。