サフラン【(オランダ)saffraan】
アヤメ科の多年草。クロッカスの秋咲き種。葉は線形で、花後に伸びる。11月ごろ紫色の6弁花が咲く。赤い花柱は止血剤などに、また香辛料、化粧品の着色剤として使われる。《季 花=秋》
しちどう‐がらん【七堂伽藍】
寺院の堂宇の規模で、型どおりに七つの建物が完備しているもの。古くはふつう塔・金堂・講堂・鐘楼・経蔵・僧房・食堂(じきどう)をいうが、後に宗派によって異なり、中堂・金堂・東金堂・西金堂・南円堂・北...
しゅつ‐らん【出藍】
《「荀子」勧学の「青はこれを藍(あい)より取りて藍より青し」から》そこから生まれたものが、そのもとのものよりもすぐれていること。弟子が師にまさることにいう。
しろ‐あい【白藍】
1 薄い藍色。しらあい。 2 インジゴを亜鉛末で還元して得られる白色の粉末。空気にさらすと酸化して藍色に発色する。藍染めに用いる。はくらん。
じんぞう‐あい【人造藍】
藍の主成分であるインジゴを人工的に合成して作った藍。
せい‐らん【青藍】
1 鮮やかなあいいろ。 2 あいいろの天然染料、インジゴ。
たで‐あい【蓼藍】
アイの別名。
だい‐がらん【大伽藍】
寺の大きな建物。
てんねん‐あい【天然藍】
植物の藍からとった染料。→人造藍
とうてい‐らん【洞庭藍】
オオバコ科の多年草。関西の海岸に自生。高さ40〜60センチ。全体が白い綿毛で覆われる。夏、青紫色の花をつけ、名はこれを中国の洞庭湖の水の色にたとえたもの。