せつじょう‐そう【雪上藻】
⇒スノーアルジー
せんにん‐も【仙人藻】
ヒルムシロ科の多年草。池沼や湖に生える。根茎は泥中をはい、葉は線形で水中にある。7月ごろ、枝の先にまばらな花穂をつける。
そう【藻】
[常用漢字] [音]ソウ(サウ)(呉)(漢) [訓]も 〈ソウ〉 1 水中に生える草の総称。も。「藻類/海藻・珪藻(けいそう)」 2 言葉のあや。あやのある文章。「才藻・詞藻・文藻」 〈も〉...
たく‐も【焚く藻】
塩をとるために海藻を焼くこと。また、その海藻。「降る雪に—の煙かき絶えてさびしくもあるかしほがまの浦」〈新古今・冬〉
たぬき‐も【狸藻】
タヌキモ科の多年生の食虫植物。池や水田に浮かび、葉は細かく羽状に分かれ、捕虫袋をもつ。夏、10〜25センチの花茎を出し、黄色い唇形花を開く。球状の芽をつくって水底に沈んで冬を越す。
たま‐も【玉藻】
藻の美称。「荒磯(ありそ)にそ—は生(お)ふる」〈万・一三五〉
たんすい‐そう【淡水藻】
淡水に生育する藻類。アオミドロなどの緑藻、スイゼンジノリなどの藍藻(らんそう)、カワモズクなどの紅藻、珪藻(けいそう)など。海藻に対していう。
ちょうしゅうえいそう【長秋詠藻】
平安末期の私家集。3巻。藤原俊成作。治承2年(1178)成立、のち増補。六家集の一。
ちり‐も【散藻/塵藻】
接合藻目チリモ亜目の緑藻の総称。単細胞で、湖沼・湿原・水田などにみられる。ツヅミモ・ミカヅキモ・クンショウチリモなど。
つづみ‐も【鼓藻】
ツヅミモ属の緑藻。淡水性。単細胞で、中央がくびれた鼓形をしている。くびれた部分が切れてふえ、また2個体が接合子をつくってふえる。