しょうりょう‐ばった【精霊蝗】
バッタ科の昆虫。体は細長く、頭部は長三角形に突き出し、前翅(まえばね)の先がとがる。雌は体長約8センチ、雄は約4センチ。飛ぶときにキチキチという音を出す。草原にすむ。きちきちばった。こめつきばっ...
しょうりょうばった‐もどき【擬精霊蝗】
バッタ科の昆虫。ショウリョウバッタに似るが小形で、発音しない。草原にすむ。
しょくふんせい‐こがねむし【食糞性黄金虫】
⇒糞虫
しら‐むし【白虫】
シラミのこと。「ふところより—をとり出だして」〈続古事談・五〉
しりあげ‐むし【挙尾虫】
1 シリアゲムシ科の昆虫。体は黄褐色で翅(はね)の端に黒色紋がある。山地に普通にみられる。 2 シリアゲムシ目シリアゲムシ科の昆虫の総称。翅は4枚同形で細長い。雄は尾端にはさみをもち、サソリのよ...
しわ‐むし【吝虫】
けちな人を軽蔑していう語。しわんぼう。けちんぼう。「いかな—もこの君に殺されたらば巾着(きんちゃく)を忘れん」〈讃嘲記時之大鼓〉
しんくい‐むし【心喰い虫】
植物の芽や果実の芯などを食害するガの幼虫。
じかき‐むし【字書き虫】
⇒潜葉虫
じ‐むし【地虫】
コガネムシ科の昆虫の幼虫の総称。体は乳白色または黄褐色の円筒形で、C字状に曲がる。頭は褐色。地中で植物の根などを食する。また、ケラなど地中にすむ昆虫をいうこともある。 [補説]書名別項。→地虫
じむし【地虫】
難波利三の小説。昭和47年(1972)、第40回オール読物新人賞を受賞。