ふんぶんかいせい‐こんちゅう【糞分解性昆虫】
⇒糞虫
ぶんかざい‐がいちゅう【文化財害虫】
博物館や美術館などが所蔵する古文書などの文化財を食害したり、排泄物で汚染したりする昆虫の総称。シミ・シバンムシ・カツオブシムシ・ヒョウホンムシ・ゴキブリ・シロアリなどが知られる。
へっぴり‐むし【屁っ放り虫】
⇒へひりむし
へひり‐むし【屁放虫】
捕らえると悪臭を放つゴミムシ類。特に、ミイデラゴミムシをいう。へっぴりむし。《季 秋》
べん‐ちゅう【鞭虫】
線虫綱鞭虫科に分類される袋形動物の総称。体は鞭(むち)状で、体長3〜5センチ。人間のほか犬・羊などの盲腸に寄生する。
べんもう‐ちゅう【鞭毛虫】
原生動物の一綱。一亜門とされることもある。単細胞で、1本以上の鞭毛をもつ。色素体をもつ植物性鞭毛虫と、もたない動物性鞭毛虫とに分けられ、植物性のものは植物として分類されることもある。ヤコウチュウ...
ほうか‐こんちゅう【訪花昆虫】
花を訪れる昆虫の総称。花粉媒介昆虫のほか、花の蜜や花粉を食す昆虫など。
ほうき‐むし【箒虫】
ホウキムシ綱ホウキムシ科の触手動物。海岸の砂中にすみ、体長約10センチ。体は細長い円筒状で前端に触手があり、形が箒を思わせる。ムラサキハナギンチャクの管の中にも共生する。ホウキムシ綱には海底の岩...
ほうさん‐ちゅう【放散虫】
肉質綱の原生動物の総称。すべて海産で浮遊生活をし、6億年前から生息。大きさは40マイクロメートルから数ミリで、体は球状・円盤状・円錐状など。多くは珪酸(けいさん)や硫酸ストロンチウムを成分とする...
ほうし‐ちゅう【胞子虫】
胞子虫綱の原生動物の総称。寄生性で、栄養は体表を通して宿主から摂取。分裂による無性生殖のほか、有性生殖も行って新宿主への感染型の胞子を形成する。マラリア病原虫・グレガリナ・ピロプラズマなど。