うん【】
[音]ウン(呉)(漢) 1 香草の名。ヘンルーダ。「香」 2 昔、1を本にはさんで防虫に用いたところから、書籍のこと。「
閣・
窓・
台」 [補説]「芸(げい)」は別字。
うんか【浮塵子/白蝋虫】
半翅(はんし)目ウンカ科の昆虫の総称。形はセミに似る。繁殖力が強く、稲などの茎や葉から液を吸って枯死させる害虫。ヒメトビウンカ・トビイロウンカ・セジロウンカなど種類は非常に多い。名は、雲霞(うん...
エアゾール【aerosol】
1 缶の中に液状・粉状の内容物と液化ガスを詰め、ボタンを押すとガスの圧力で内容物が霧状に吹き出す製品。防虫剤・消毒剤などに使用。 2 ⇒エーロゾル
えいせい‐がいちゅう【衛生害虫】
人や家畜に対して害を与える昆虫やダニ類。毒を持っていたり血を吸ったりして直接に害を与えるもの、病原体を媒介するもの、不快感を与えるものなど。
えいせいけんさ‐ぎし【衛生検査技師】
厚生労働大臣の免許を受け、医師の指導監督のもとに、血液・血清・細菌・微生物・寄生虫の検査などの病理学的および生化学的検査を行う者。MT(medical technologist)。→臨床検査技師
えいよう‐らん【栄養卵】
先に孵化した個体に食べられる、孵化前の卵。雌が余分に産卵したもので、餌場環境が悪化したときなどに摂食される。昆虫のほか、一部のカエルなどの脊椎動物に見られる。
えい‐りゅう【癭瘤】
昆虫・線虫・ダニや細菌・菌類が寄生したり共生したりして、植物体に異常発育または異常形態形成を起こした部分。虫こぶ(虫癭(ちゅうえい))や根粒の類。
えき‐じゅう【益獣】
人畜の生活や農林業上で有益とされるけもの。ネズミをとるネコ、虫をとるコウモリなど。⇔害獣。
えき‐ちゅう【益虫】
人間の生活に直接・間接に利益をもたらす昆虫。一般に、害虫防除に役立つ寄生蜂やトンボ・カマキリ、花粉を媒介するミツバチなどをいう。⇔害虫。→有用昆虫
えき‐ちょう【益鳥】
農林業上、有益とされる鳥。一般に、ツバメ・シジュウカラなどの食虫性の鳥をさす。⇔害鳥。