くらら【苦参】
マメ科の多年草。山野に生え、高さ60〜90センチ。葉は長楕円形の小葉からなる羽状複葉。初夏、淡黄色の花が総状に集まって開く。根を漢方で苦参(くじん)といい薬用。茎葉の煮汁を殺虫剤などにする。《季 秋》
くり‐けむし【栗毛虫】
クスサンの幼虫。しらがたろう。
くり‐しぎぞうむし【栗鷸象虫】
ゾウムシ科の昆虫。体長0.6〜1センチ。体は卵形、黒褐色で背中に紋がある。吻(ふん)で栗の実に穴をあけて産卵する。幼虫は実を食害し、栗虫とよばれる。しぎむし。
くり‐たまばち【栗癭蜂】
タマバチ科のハチ。体長約3ミリで黒色、腹部は丸く光沢がある。単為生殖で増え、雌のみが知られる。クリの芽に産卵して虫こぶをつくり、幼虫はそれを食べ、夏に成虫となって出る。中国大陸からの帰化昆虫。
クリプトスポリジウム【cryptosporidium】
ネズミやネコ、ウシやブタなどに寄生する原虫。人に感染すると激しい下痢を起こす。
くり‐むし【栗虫】
クリシギゾウムシの幼虫。栗の害虫。《季 秋》
クリープ【creep】
1 (人・動物・虫などが)腹ばいになって這って動くこと。 2 乗り物がのろのろと進むこと。特に、オートマチックトランスミッションを搭載する車両などで、エンジンがアイドリングの状態でアクセルを踏ま...
くろ‐あげは【黒揚羽蝶】
アゲハチョウ科の昆虫。黒色で大形。後ろ翅(ばね)の突起は幅広く短い。幼虫の食草はミカン・カラタチ・サンショウなど。くろちょう。《季 春》
くろ‐おおあり【黒大蟻】
アリ科の昆虫。全体に黒色で光沢があり、体長約1センチ。土中に巣を作る。初夏、羽アリが巣から結婚飛行に飛び出し、空中で交尾する。くまあり。
くろ‐かなぶん【黒金蚉】
コガネムシ科の昆虫。体長約2.5センチ、真っ黒でつやがある。夏、成虫は樹液に集まる。本州や九州に普通にみられる。