ざざ‐むし【ざざ虫】
長野県で、トビケラ・カワゲラなどの水生昆虫の幼虫のこと。つくだ煮にする。《季 冬》「しばらくは没日の翳(かげ)の—採り/樵人」
ざり‐がに【蝲蛄】
1 十脚目ザリガニ科の甲殻類。日本特産の淡水産のエビ。体長4センチくらい。一対の大きなはさみをもつ。北海道・東北地方に分布。えびがに。 2 ザリガニ科の甲殻類の総称。肺吸虫の中間宿主になる。 3...
し【歯〔齒〕】
[音]シ(呉)(漢) [訓]は よわい [学習漢字]3年 〈シ〉 1 は。「歯科・歯牙(しが)・歯齦(しぎん)/義歯・犬歯・皓歯(こうし)・切歯・乳歯・抜歯・門歯」 2 年齢。よわい。「尚歯・...
シェニール‐いと【シェニール糸】
《chenilleは毛虫の意》ビロード状にけば立てた飾り糸。刺繍(ししゅう)やふさ飾りなどに用いる。モール糸。毛虫糸。
しおから‐とんぼ【塩辛蜻蛉】
トンボ科の昆虫。中形で最も普通のトンボ。4〜9月に現れ、成熟した雄は腹に青白粉を装う。雌は淡黄褐色でムギワラトンボという。《季 秋》
しおや‐とんぼ【塩屋蜻蛉】
トンボ科の昆虫。シオカラトンボに似るがやや小形。成熟した雄の腹部は青白粉に覆われる。雌は黄褐色。春から初夏にかけて平地の田や低山地の池沼にみられる。《季 秋》
しぎ‐ぞうむし【鷸象虫】
ゾウムシ科の一群の昆虫。口吻(こうふん)が細長く、ツバキ・クリなどの実に穴をあけて産卵する害虫。しぎむし。
しく‐ほく
[副] 1 あわれげに泣くさま。「—と啼(な)かしめて」〈四河入海・九〉 2 病気などで痛むさま。「虫気でひさしう—いたしてをりましたが」〈滑・浮世床・二〉
し‐くんし【使君子】
シクンシ科の蔓性(つるせい)の常緑樹。葉は長楕円形。夏、白色から紅色に変わる花を下向きにつける。萼(がく)は細長く、花柄のように見える。インド、ジャワの原産。種子を回虫駆除・皮膚病などの薬に用い...
しし‐おき【肉置き】
からだの肉のつきぐあい。「肩や臀のむっちりとした—は」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉