しりあげ‐むし【挙尾虫】
1 シリアゲムシ科の昆虫。体は黄褐色で翅(はね)の端に黒色紋がある。山地に普通にみられる。 2 シリアゲムシ目シリアゲムシ科の昆虫の総称。翅は4枚同形で細長い。雄は尾端にはさみをもち、サソリのよ...
シルル‐き【シルル紀】
《Silurian period》地質時代の区分の一。古生代を6分した場合の第3番目の時代で、オルドビス紀に続く時代。4億4600万年前から4億1600万年前まで。海中では筆石(ふでいし)・珊瑚...
しろ‐あり【白蟻】
シロアリ目の昆虫の総称。系統的にはゴキブリに近縁。不完全変態をする。体長3.5〜7.5ミリ、柔軟で乳白色。社会性昆虫の一つで、女王アリ・王アリ・働きアリ・兵アリの階級がある。木材を食い、家屋など...
しろすじ‐かみきり【白条天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長約5センチ、黒色の地に白い不規則な条紋がある。幼虫は鉄砲虫とよばれ、クリ・クヌギ・カシ・シイなどの材部に食い入る。北海道を除く日本各地に普通にみられる。
しろ‐ちょう【白蝶】
鱗翅(りんし)目シロチョウ科の昆虫の総称。中形で、翅(はね)は白色や黄色のものが多く、後ろ翅に突起がない。モンシロチョウ・モンキチョウ・ツマキチョウ・ツマベニチョウなど。《季 春》
しろ‐ひとり【白灯蛾】
ヒトリガ科の昆虫。全体が白色のガで、腹部の両側に赤色紋の列がある。夏に発生し、灯火に飛んでくる。幼虫は黒い長毛に覆われ、モクモク毛虫・くま毛虫とよばれる。
しろ‐まだら【白斑】
ナミヘビ科の爬虫(はちゅう)類。日本固有の無毒の蛇。全長30〜70センチで、灰褐色に黒褐色の帯状斑紋がある。夜行性。本州以南に分布。
しろ‐らか【白らか】
[形動ナリ]「しららか」に同じ。「歯ぐろめさらに、うるさし、きたなし、とてつけ給はず、いと—に笑みつつ」〈堤・虫めづる姫君〉
しんきょう‐しょうせつ【心境小説】
作者が日常生活で目に触れたものを描きながら、その中に自己の心境を調和のとれた筆致で表現した小説。志賀直哉「城(き)の崎にて」、尾崎一雄「虫のいろいろ」など。
しんくい‐むし【心喰い虫】
植物の芽や果実の芯などを食害するガの幼虫。