だ【蛇】
⇒じゃ
だい‐じゃ【大蛇】
大きなへび。おろち。
大蛇(だいじゃ)を見(み)るとも女(おんな)を見(み)るな
女性は人を惑わして修行の妨げとなるから、大蛇よりもおそるべきものであるという戒め。
じゃ‐かつ【蛇蝎】
⇒だかつ(蛇蝎)
だ‐かつ【蛇蝎/蛇蠍】
へびとさそり。人が恐れ嫌うもののたとえ。「—のごとく嫌う」
だかつ‐し【蛇蝎視】
[名](スル)蛇やさそりを嫌うように、ひどく忌み嫌うこと。「舶来の文物を—する」
だ‐こう【蛇行】
[名](スル) 1 蛇がはうように、くねくねと左右に曲がって行くこと。「道が—する」「—運転」 2 河川が曲がりくねって流れること。メアンダー。曲流。
だこつ‐しょう【蛇笏賞】
俳句の賞の一。年に1回、すぐれた句集に贈られる。昭和42年(1967)創設。第9回まで角川書店、以降は角川文化振興財団が主催。名称は飯田蛇笏にちなむ。
だ‐そく【蛇足】
《昔、中国の楚(そ)の国で、蛇の絵をはやく描く競争をした時、最初に描き上げた者がつい足まで描いてしまったために負けたという「戦国策」斉策上の故事から》付け加える必要のないもの。無用の長物。
ちょう‐だ【長蛇】
1 長いへび。大蛇(だいじゃ)。 2 長く並んでいるもののたとえ。 3 兵法で、陣立ての一。1列に長く並び、蛇の首が尾を、尾が首を、また、首尾が中をそれぞれ救うように、各隊が互いに呼応して進む陣形。