こもち‐かなへび【子持金蛇】
カナヘビ科のトカゲ。全長約15センチ。灰褐色で、黒褐色の斑点がある。ヨーロッパ中部からシベリア、北海道のサロベツ原野にかけて分布。
さび‐かわ【蛇尾川】
栃木県北部を流れる川。大佐飛(おおさび)山(標高1908メートル)と日留賀(ひるが)岳(標高1849メートル)をそれぞれ水源とする大蛇尾川と小蛇尾川が那須付近で合流して蛇尾川となる。長さ35キロ...
さんご‐へび【珊瑚蛇】
コブラ科サンゴヘビ属の毒蛇の総称。全長60〜80センチ。強い毒をもつが、性質は攻撃的ではない。赤・黄・黒の鮮やかな縞模様は警戒色。熱帯アメリカに分布。
しま‐へび【縞蛇】
ナミヘビ科の爬虫(はちゅう)類。無毒。全長約1.5メートル。体は褐色で4本の黒褐色の縦縞がある。全身黒色のものはカラスヘビと呼ぶ。カエル・トカゲ・ネズミ・小鳥などを捕食。日本特産。《季 夏》
しゅんいん‐しゅうだ【春蚓秋蛇】
《「晋書」王羲之伝賛から》春のミミズや秋のヘビのように、字も行も、うねうねと曲がりくねっていること。字がへたなことのたとえ。
しろばな‐の‐へびいちご【白花の蛇苺】
バラ科の多年草。深山の日当たりのよい所に生え、高さ10〜30センチ。匍匐茎(ほふくけい)を伸ばして増える。初夏、白い花を開く。実は赤く熟し食べられる。もりいちご。
しろ‐へび【白蛇】
アオダイショウの白化したもの。山口県岩国市に生息するものは、神の使いとして特に昔から保護されてきた天然記念物。
じゃ【蛇】
1 大きなヘビの総称。おろち。うわばみ。「鬼が住むか—が住むか」 2 《「蛇之助」の略》大酒飲み。酒豪。「どちらへ似ても—の子孫」〈浄・淀鯉〉
じゃ【蛇】
[常用漢字] [音]ジャ(呉) ダ(慣) [訓]へび くちなわ 〈ジャ〉 1 へび。「蛇身/大蛇・毒蛇」 2 へびの形に似たもの。「蛇口(じゃぐち)・蛇腹(じゃばら)」 〈ダ〉へび。「蛇蝎(...
じゃ‐おどり【蛇踊(り)】
長崎市の諏訪神社のおくんち(長崎くんち)などで行われる民俗芸能。蛇腹胴(じゃばらどう)の張り子の竜を、十数人が棒で支え持って、はやしながら練り回る。もと、中国から伝わったものという。 [補説]長...