しおから‐とんぼ【塩辛蜻蛉】
トンボ科の昆虫。中形で最も普通のトンボ。4〜9月に現れ、成熟した雄は腹に青白粉を装う。雌は淡黄褐色でムギワラトンボという。《季 秋》
しお‐とんぼ【塩蜻蛉】
シオカラトンボの別名。《季 秋》
しおや‐とんぼ【塩屋蜻蛉】
トンボ科の昆虫。シオカラトンボに似るがやや小形。成熟した雄の腹部は青白粉に覆われる。雌は黄褐色。春から初夏にかけて平地の田や低山地の池沼にみられる。《季 秋》
しょうじょう‐とんぼ【猩猩蜻蛉】
トンボ科の昆虫。雄は全体に鮮やかな赤色、雌は橙(だいだい)色。夏、池沼に普通に見られる。本州以南、アジア東部の熱帯に広く分布。《季 秋》
しょうりょう‐とんぼ【精霊蜻蛉】
精霊祭り(盂蘭盆)のころ現れるトンボ類の俗称。ウスバキトンボをさすことが多い。
しりきれ‐とんぼ【尻切れ蜻蛉】
物事が中途で切れて、完結しないことのたとえ。「話が—になる」
せい‐れい【蜻蛉】
昆虫トンボの別名。
たけ‐とんぼ【竹蜻蛉】
玩具の一。プロペラ状に削った竹の中心に軸を挿して、両手で回転させて飛ばして遊ぶ。
ちょう‐とんぼ【蝶蜻蛉】
トンボ科の昆虫。体は黒色。翅(はね)は幅広く、先端が透明なほかは黒褐色で紫青色または金緑色の光沢がある。池沼の上をチョウのように飛ぶ。本州から九州まで分布。
つの‐とんぼ【角蜻蛉】
脈翅(みゃくし)目ツノトンボ科の昆虫。夏、草原を飛び、体長3センチくらいでトンボに似るが、触角は長くて先端が膨れ、翅(はね)を屋根状にたたんで休む。体は黄褐色で、背に縦の黄色の帯がある。幼虫はア...