かえるつぼかび‐しょう【蛙壺黴症】
ツボカビの一種であるカエルツボカビによって起こる感染症。カエルなどの両生類が感染すると大量死を招くことがある。人間には感染しない。アフリカから輸出されたアフリカツメガエルとともに世界中に伝播した...
かえる‐で【蛙手/鶏冠木】
《葉の形が蛙の手に似ているところから》カエデの古名。「わがやどに黄葉(もみ)つ—見るごとに妹(いも)をかけつつ恋ひぬ日はなし」〈万・一六二三〉
かえる‐とび【蛙飛び/蛙跳び】
⇒馬飛び
かえる‐にょうぼう【蛙女房】
《蛙の目は上についているところから「目」を「妻(め)」に通わせて》夫より年上の妻。かわずにょうぼう。
かえるのおうさま【蛙の王様】
《原題、(ドイツ)Der Froschkönig》グリム童話の一。泉に鞠を落とした姫が、カエルにそれを拾ってもらう際に会食や同衾の約束をするが、果たさない。父王に咎められ嫌々ながら応じようとした...
蛙(かえる)の行列(ぎょうれつ)
《蛙があと足で立つと、後ろ向きになって前が見えないところから》向こう見ずなこと。また、そのような人々の集まり。
蛙(かえる)の子(こ)は蛙(かえる)
子は親のたどった道を歩むものだ、また、凡人の子は凡人にしかなれないものだ、の意。
蛙(かえる)の面(つら)に水(みず)
⇒蛙の面へ水
蛙(かえる)の面(つら)へ水(みず)
《蛙の顔に水をかけても平気なところから》どんな仕打ちにも少しも感じないこと。蛙の面に小便。
蛙(かえる)の頰冠(ほおかむり)
《蛙の目は上についているので、ほおかむりをすれば目が隠れてしまうところから》目先のきかないことのたとえ。