だんけい‐てんのう【男系天皇】
父方に天皇の血筋をもつ天皇。→女系天皇 [補説]歴代の天皇は、すべて男系男子の天皇または男系の女性天皇で、母方に天皇の血筋をもつ女系天皇はこれまで存在しない。
ち【血】
1 動物の血管内を流れる体液。血液。血潮(ちしお)。「赤い—」「—が出る」→血液 2 血縁。血統。血筋。「—のつながり」「—は争えない」 3 人のもつ感情や思いやり。「若い—がたぎる」
ち‐つづき【血続き】
血筋のつながりがあること。また、その間柄。血縁。「父方の—」
ち‐の‐つながり【血の繋がり】
同じ血をひいていること。血縁。血筋。「—のない親子」
血(ち)は争(あらそ)え◦ない
子どもが父母から気質・性向を受け継いでいることは否定しようがない。血筋は争えない。
血(ち)は水(みず)よりも濃(こ)い
血筋を引いた間柄は、他人に対するより親密であることのたとえ。
ちゃき‐ちゃき
《「ちゃくちゃく(嫡々)」の音変化か》 1 血筋にまじりけがなく純粋なこと。生粋(きっすい)。「—の江戸っ子」 2 仲間の中で、すぐれて注目されていること。また、その人。「売り出し中の若手の—」
ちゃく‐そう【嫡宗】
1 一族の中で、代々正統を受け継ぐ家柄。総本家。宗家。てきそう。 2 由緒正しい血筋。正統。正系。
ちゃく‐そうそん【嫡曽孫】
正統な血筋のひまご。
ちゃく‐りゅう【嫡流】
家督を受け伝えていく家柄。正統の血筋。「源氏の—」