かのうせい‐にくがしゅ【化膿性肉芽腫】
《医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という》⇒血管拡張性肉芽腫
カフ【cuff】
1 服やワイシャツの袖口。カフス。 2 血圧測定時に上腕に巻いて用いる、細長い袋状の布。血管を圧迫して血流を調整するために空気を送り込んで膨らませることができる。マンシェット。
カプサイシン【capsaicin】
トウガラシの果実に含まれる辛味成分。皮膚刺激作用があり、皮膚に塗るとその部分の血管が拡張し発赤・充血を生じる。
カルシウム‐きっこうやく【カルシウム拮抗薬】
《calcium antagonist》狭心症や心筋梗塞(こうそく)の治療薬。カルシウムチャネルに結合し、血管平滑筋へのカルシウムの流入を抑制して筋を弛緩(しかん)し、血管を拡張する。
かん【管】
[音]カン(クヮン)(呉)(漢) [訓]くだ [学習漢字]4年 〈カン〉 1 くだ。また、くだ状の容器。「気管・血管・信管・土管・導管・配管・試験管・真空管」 2 吹き鳴らす楽器。「管弦・管楽...
かんさいぼうぞうしょく‐いんし【肝細胞増殖因子】
臓器の形成や組織の修復に関与する生理活性物質。肝細胞の増殖を促進するサイトカインとして発見されたが、肝臓だけでなく心臓・血管・肺・腎臓・消化器・脳神経系・筋肉などさまざまな臓器や組織に作用し、そ...
かんしゃく‐すじ【癇癪筋】
1 癇癪を起こしたときにこめかみなどに浮き出る血管の筋。 2 歌舞伎の隈取(くまど)りの一。癇癪を起こしている形相を表す。時代物の立敵(たてがたき)などに用いる。癇癪隈。
かんじゅう‐しき【間充織】
多細胞動物の個体発生の各期にみられる、主に中胚葉から生じる組織。脊椎動物では結合組織・軟骨・血管・リンパ管などに分化する。海綿動物や腔腸動物では外胚葉と内胚葉との間を埋める組織として残る。間葉。
かんじょうどうみゃく‐こうかしょう【冠状動脈硬化症】
冠状動脈の血管がコレステロールの沈着などによって狭くなったり詰まったりしたため心筋に必要な酸素が供給されなくなって起こる病態。狭心症・心筋硬塞(こうそく)・不整脈・突然死などの原因となる。50〜...
かん‐もん【肝門】
肝臓に出入りする血管(門脈・肝動脈)・胆管・リンパ管・神経が集まって通るところ。肝臓の下面中央部付近にある。