ち‐の‐つながり【血の繋がり】
同じ血をひいていること。血縁。血筋。「—のない親子」
血(ち)の出(で)るよう
非常に心身を苦しめ、努力するたとえ。血が滲(にじ)むよう。「—な苦労」
ち‐の‐なみだ【血の涙】
怒りや悲しみのあまりあふれ出る涙。血涙(けつるい)。「堪えがたい苦しみに—を流す」
ち‐の‐にちようび【血の日曜日】
1905年1月22日(ロシア暦9日)の日曜日にロシアの首都ペテルブルグで起きた労働者虐殺事件。労働者とその家族が僧ガポンに率いられて冬宮(とうきゅう)に向かって請願行進中、軍隊の発砲を受けて二千...
ち‐の‐ほうふく【血の報復】
南アジア、カフカス地方の伝統に根ざす掟。7代以内の男系祖先に殺害された者がいる場合、殺害した相手方に対して7代にわたって報復しなければならないとされる。歴史的には、この掟が武力衝突の抑止力として...
ち‐のぼせ【血逆上せ】
血の道などのため、頭に血が上ること。逆上。
ち‐の‐みち【血の道】
1 血液の通る道筋。血脈。血管。ちみち。 2 産褥(さんじょく)時・月経時・月経閉止期などの女性に現れる頭痛・めまい・寒け・発汗などの諸症状。ちみち。
ち‐の‐めぐり【血の巡り】
1 血が血管の中を回ること。血の循環。血行。「—をよくする薬」 2 物事を理解する力。頭の働き。「—が悪くて理解が遅い」
ち‐の‐メーデー【血のメーデー】
⇒メーデー事件
ち‐のり【血糊】
1 のりのように粘りけのある血。「—がべったりとつく」 2 演劇などの小道具の一。出血したように見せるための赤い顔料。→血紅(のりべに)