いでんし‐ドーピング【遺伝子ドーピング】
スポーツ選手が遺伝子治療の技術を利用し、競技に有利な身体機能を得るために体外から人工的に改変した遺伝子を導入すること。筋肉増強、赤血球増量などの効果が得られる。 [補説]薬物とは異なり、尿や血液...
いでんせい‐けっかんしんけいせいふしゅ【遺伝性血管神経性浮腫】
⇒遺伝性血管性浮腫
いでんせい‐けっかんせいふしゅ【遺伝性血管性浮腫】
遺伝子の変異により、ブラジキニンが局所的に過剰に産生され、皮膚や粘膜に浮腫ができる疾患。遺伝性血管神経性浮腫。HAE(hereditary angioedema)。→血管性浮腫
いでんてき‐たけい【遺伝的多型】
同一種の生物集団の中に遺伝子型の異なる複数の個体群が共存していること。血液型や毛髪・虹彩の色の違いなどがこれにあたる。→多型 →遺伝子多型
いぬがた‐レプトスピラびょう【犬型レプトスピラ病】
レプトスピラ病の一。病原体が犬によって媒介され、6〜8月に流行する。症状は黄疸(おうだん)出血性レプトスピラ病に似るが、軽い。
いぼた‐ろう【水蝋蝋/虫白蝋】
イボタノキに寄生するイボタロウムシの幼虫が分泌した蝋を、加熱溶解し、冷水中で凝固させたもの。ろうそくの原料や、生糸織物や家具・革製品のつや出し、止血薬などに使用。虫蝋(ちゅうろう)。
イマチニブ【Imatinib】
抗癌剤(こうがんざい)の一つ。慢性骨髄性白血病・消化管間質腫瘍などに対して使用される分子標的治療薬。商品名グリベック。2001年にスイスの製薬会社ノバルティスファーマが発売。慢性骨髄性白血病の原...
いよう‐こうぶんし【医用高分子】
医療用の機能性高分子。生体適合性が高く、血栓が生じにくいという特徴をもつ。人工血管などの人工臓器の材料として用いられる。メディカルポリマー。
いよし‐ごげん【いよし御見】
近世、遊女などが手紙に用いた語。きっとお目にかかりたい、の意。いよよ御見。「飽(あ)かぬ別れのあしたより、日ぶみ、血文の付け届け、—と書いたるは」〈浄・女腹切〉
いりょう‐こうい【医療行為】
医師法により、医師および医師の指示を受けた看護師・助産師などの医療従事者のみ行うことが認められている治療や処置などのこと。医学的な技術・判断がなければ人体に危害を及ぼす危険がある行為の総称。 [...