かい‐らく【偕楽】
《「孟子」梁恵王上から》衆人とともに楽しむこと。
かん‐し【環視】
[名](スル)大勢が周りを取り囲んで見ること。「衆人—の中」「家内じゅうのものが寄り集まってこの大きな奇蹟を—した」〈寅彦・子猫〉
きょ・す【醵す】
[動サ変]持ち寄る。出し合う。醵出する。「衆人これが為に金銭を—・し、これに資給してけり」〈中村訳・西国立志編〉
けい‐たい【敬待】
[名](スル)うやまい、もてなすこと。「衆人多くは之を—するを以て」〈織田訳・花柳春話〉
さらし【晒し/曝し】
1 さらすこと。さらしたもの。「雨—」「恥—」 2 漂白した麻布または綿布。晒し布。特に、晒し木綿。《季 夏》「川風に水打ちながす—かな/太祇」 3 江戸時代の刑罰の一。縛った罪人、または斬...
しゅう【衆】
[名] 1 多くの人。大ぜいの人。衆人。「—に先んずる」 2 人数の多いこと。集団。「—を頼んで事を起こす」⇔寡(か)。 3 ある集団を形づくる人々。しゅ。「若い—」「近在の—」 4 「所(と...
しゅう‐ち【衆知/衆智】
多くの人々の知恵。衆人の知恵。「—を集める」
しょ‐じん【庶人】
世間一般の人々。庶民。衆人。しょにん。
じぞう‐の‐じっぷく【地蔵の十福】
地蔵菩薩を信仰することによって得られる10種の福徳。女人泰産・身根具足・除衆病疾・寿命長遠・聡明智慧・財宝盈溢(ざいほうえいいつ)・衆人愛敬・穀米成熟・神明加護・証大菩提(しょうだいぼだい)。
せん‐ち【先知】
[名](スル) 1 前もって知ること。また、衆人に先んじて道を覚知すること。また、その人。「今日の事を—すべくして猶お能わず」〈織田訳・花柳春話〉 2 以前の知行。「望みかなひて—五百石にて」〈...