しゅ‐え【衆会/集会】
1 多人数が集まること。しゅうかい。「諸(もろもろ)の—の大衆(だいしゅ)に充(あ)つるに」〈今昔・三・二九〉 2 衆徒・僧などが会合すること。また、その集まり。しゅうえ。「衆徒講堂の庭に—して...
しゅ‐えん【衆縁】
仏語。この世のさまざまな因縁。
しゅ‐ぎ【衆議】
「しゅうぎ(衆議)」に同じ。〈日葡〉
しゅうぎ‐はん【衆議判】
⇒しゅぎはん(衆議判)
しゅぎ‐はん【衆議判】
1 歌合わせで、歌の優劣を判者に任せず、左右の方人(かたうど)が論議し合って決めること。 2 合議で優劣・採否などを決めること。「女郎の物好き、重ねて—にて極むべし」〈浮・敗毒散・三〉
しゅ‐く【衆苦】
多くの苦しみ。多くの人の苦しみ。しゅうく。「富貴、栄禄は—の本なり」〈今昔・二・三二〉
しゅ‐ごう【衆合】
「衆合地獄」の略。
しゅうごう‐じごく【衆合地獄】
⇒しゅごうじごく(衆合地獄)
しゅごう‐じごく【衆合地獄】
八大地獄の第三。殺生・偸盗(ちゅうとう)・邪淫を犯した者の落ちる所。牛頭(ごず)・馬頭(めず)に追い立てられて罪人が山に入ると、山や大石が両側から迫って押しつぶされるなどの苦を受けるという。石割...
しゅ‐じょう【衆生】
《(梵)sattvaの訳。音写は薩埵》仏語。生命のあるものすべて。特に、人間をいう。有情(うじょう)。