せん‐こう【潜行】
[名](スル) 1 水中をもぐっていくこと。 2 人知れずひそかに行くこと。「特殊部隊が敵国に—する」 3 社会の表面から姿を消し、官憲の目をさけて内密に活動を行うこと。「地下に—する秘密組織」
せん‐こう【跣行】
はだしで行くこと。素足で歩くこと。かちはだし。「鸞輿(らんよ)を—の徒渉(とせふ)に易(か)へて」〈太平記・三九〉
せん‐たん【先端/尖端】
1 長い物のいちばんはしの部分。とがった物のさきの部分。「棒の—」「錐(きり)の—」「岬の—」 2 時代・流行などの先頭。先駆。「流行の—を行く」
せんたん‐てき【先端的】
[形動]流行などの先端を行くさま。「—な技術」
千里(せんり)も一里(いちり)
恋しい人の所に行くときは、遠い道もそれほど苦にならない。「惚(ほ)れて通えば—、会わず戻ればまた千里」
ぜっ‐たい【絶対】
[名・形動] 1 他に比較するものや対立するものがないこと。また、そのさま。「—の真理」「—な(の)存在」「—君主」 2 他の何ものにも制約・制限されないこと。また、そのさま。「—な(の)権力」...
ぜん‐げん【全舷】
新聞社の記者などが、部署単位で慰安旅行に行くこと。新聞業界用語。 [補説]旧海軍の用語で、船員の半数が寄港地に上陸して休暇を取り、半数が艦に残ることを「半舷(上陸)」と呼んだことから転じた。新聞...
ぜん‐こう【前行】
1 前に進むこと。前進。 2 他に先だって行くこと。また、軍隊の先鋒(せんぽう)。 3 以前の行い。「前言—」 4 行幸のとき、御前に立って案内する役。「高御座(たかみくら)の行幸に、—とかや何...
前車(ぜんしゃ)の轍(てつ)を踏(ふ)・む
前に行った車のわだちを、あとの車が踏んで行く。前の人と同じような失敗をあとの人が繰り返すことにいう。前轍(ぜんてつ)を踏む。 [補説]「前者の轍を踏む」と書くのは誤り。
ぜん‐てい【前程】
行く先。行く手。また、将来のこと。前途。「なるほど舟の上では—の事は問わぬのであった」〈蘆花・思出の記〉