合間(あいま)を縫(ぬ)・う
続いている物事がとぎれた短い時間を活用する。また、つながっている物事の切れ目を抜けて行く。「人ごみの—・って走る」
アウトバウンド【outbound】
1 外国行きの、出て行く、の意。⇔インバウンド。 2 転じて、勧誘・案内などの電話を外へかけること。「—業務」⇔インバウンド。 3 コンピューターネットワークや通信分野における、中から外へ、の意...
あから‐おぶね【赤ら小舟】
赤く塗った舟。「沖行くや—につと遣(や)らばけだし人見て開き見むかも」〈万・三八六八〉
あか・る【明る】
[動ラ四] 1 明るくなる。光を放つ。「やうやうしろくなり行く、山ぎは少し—・りて」〈枕・一〉 2 光沢がある。つやがある。「御服(みそ)は—・る妙(たへ)、照る妙」〈祝詞・祈年祭〉
あき‐さむ【秋寒】
秋になって感じはじめる寒さ。秋冷。《季 秋》「—や行く先々は人の家/一茶」
あき‐もの【商物】
品物を商うこと。また、商品。「汝の夫は—のために、故郷に行くなり」〈折たく柴の記・下〉
あぎとい
片言を言うこと。「高行く鵠(くぐひ)の声を聞きて、始めて—し給ひき」〈記・中〉
あくが・れる【憧れる】
[動ラ下一][文]あくが・る[ラ下二]《本来は、あるべき所から離れる意》 1 いる所を離れてふらふらさまよう。「自分の魂が—・れ出して、…水の面を高く低く、揺られて行く」〈谷崎・細雪〉 2 物事...
あく‐しょ【悪所】
1 山道・坂道などの険しい所。難所。 2 江戸時代、遊里と芝居町をさしていった語。悪所場。 3 生あるものが現世の悪業のむくいによって死後行くところ。「皆々御心の向けやうによりて、善所へも行き、...
あくしょ‐おち【悪所落ち】
遊里へ行くこと。「礼場(れいば)(=葬儀場)よりすぐに—の内談」〈浮・一代女・三〉