はな‐つみ【花摘み】
1 野原などで草花を摘み取ること。また、その人。 2 昔、比叡山戒壇堂で仏生会が行われる4月8日に、この日を限って登山を許された女人が坂本の花摘堂に詣でた行事。
はな‐の‐ひ【花の日】
19世紀中ごろ、米国で始まったプロテスタント教会の行事。多く、6月第2日曜日に、子供たちが教会に花を持ち寄って礼拝し、病人などを慰問する。《季 夏》
はり‐くよう【針供養】
2月8日あるいは12月8日に、日常の針仕事で折れた針を供養する行事。この日は針仕事を休み、針をコンニャクや豆腐に刺したり、神社に納めたり、川に流したりする。《季 春》「糸竹のいとまのお針—/風生」
はる‐いのこ【春亥の子】
兵庫・鳥取などで、陰暦2月の初亥の日に田の神を祭る行事。→亥の子
はる‐たうち【春田打ち】
正月に1年の稲作の過程をまねて実演し、豊作を祈る行事。また、子供たちが村の家々を回り、餅(もち)などをもらい歩く行事。
はんせい‐かい【反省会】
業務や行事などが終わったあとで、その内容について反省し評価する会。また、その関係者のための慰労会。
はん‐はじめ【判始め】
1 室町時代、将軍が就任して初めて御教書(みぎょうしょ)に花押(かおう)を署した儀式。御判始め。 2 江戸幕府年中行事の一。正月3日、営中で老中の首席から順次に花押を自署した政務始めの儀式。御判始め。
ばんれい‐さい【万霊祭】
《All Souls' Day》世を去ったすべての信徒を記念するキリスト教の行事。11月2日。主としてカトリック教会で行われる。諸死者の記念日。諸魂日。
ぱあんとう
《「パーントゥ」と書く》沖縄県宮古島の行事。二つの地区で行われるが内容が異なる。島尻地区では旧暦9月に行われ、仮面をつけ全身に泥を塗った者が人や家屋に泥をつけて回り、災厄をはらう。上野野原地区は...
パツクアロ【Pátzcuaro】
メキシコ中西部、ミチョアカン州の町。首都メキシコシティーの西約250キロメートルに位置する。町の北部のパツクアロ湖に先住民タラスコ族が住む島々がある。そのひとつハニッツィオ島は、死者の日に催され...