ふえき‐りゅうこう【不易流行】
蕉風俳諧の理念の一。新しみを求めて変化していく流行性が実は俳諧の不易の本質であり、不易と流行とは根元において結合すべきであるとするもの。
ふかんぜん‐りこう【不完全履行】
債務不履行の一。債務者の債務の履行の内容が債務の本旨に従わない不完全なものであること。
ふげん‐じっこう【不言実行】
文句や理屈を言わずに、黙ってなすべきことを実行すること。「—の人」「—の時だ」
ふしみ‐ぶぎょう【伏見奉行】
江戸幕府の職名。遠国奉行の一。老中の支配に属し、伏見の民政管理、宇治・伏見・木津川の船舶の取り締まり、また、京都御所の警備や西国大名の往来の監視などを行った。
ふしん‐ぶぎょう【普請奉行】
武家の職名。室町幕府では御所・城壁・堤防など、江戸幕府では、老中の下で土木工事・武家屋敷の管理などにあたった。
ふじ‐きゅうこう【富士急行】
山梨県と静岡県に鉄道・バス路線をもつ鉄道会社。大正15年(1926)富士山麓電鉄として開業し、鉄道は富士急行線と岳南鉄道線の2路線をもつ。富士急。
ふじみ‐さいぎょう【富士見西行】
日本画の画題の一。笠・旅包みなどをわきに置いて富士山を眺める西行の後ろ姿を描くもの。
ふじょ‐ぼうこう【婦女暴行】
強姦のこと。 [補説]言い回しを婉曲(えんきょく)にしたもので、法律用語ではない。
ふつう‐ぎんこう【普通銀行】
銀行法に基づいて設立された銀行。主な業務は預金の受け入れ、資金の貸し付け、手形の割引、為替取引など。一般に、都市銀行・地方銀行に区別される。
ふどうさん‐ぎんこう【不動産銀行】
債券を発行して資金を調達し、不動産担保の長期貸付を行う銀行。日本債券信用銀行や、昭和25年(1950)普通銀行に転換する以前の日本勧業銀行・北海道拓殖銀行など。