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不易流行の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。また、新味を求めて変化を重ねていく流行性こそが不易の本質であること。蕉風俳諧しょうふうはいかいの理念の一つ。解釈には諸説ある。▽「不易」はいつまでも変わらないこと。「流行」は時代々々に応じて変化すること。
用例
猿簑さるみのの選を被りて不易流行のちまたを分かち、新風に臨みても幽玄の細みを忘れず<森川許六・風俗文選>
対義語
一時流行いちじりゅうこう

不易流行の解説 - 学研 四字辞典熟語

蕉風しょうふう俳諧はいかい理念の一つ。解釈には諸説ある。一説に、俳諧には不易(永遠に変わらぬ本質的な感動)と流行(ときどき新味を求めて移り変わるもの)とがあるが、不易の中に流行を取り入れていくことが不易の本質であり、また、そのようにして流行が永遠性を獲得したものが不易であるから、不易と流行は同一であると考えるのが俳諧の根幹である、とする考え方。
注記
「不易」は、いつまでも変わらないもの。「流行」は、変化していくもの。「易」を「い」と読み誤らない。
用例
芭蕉が説いたと云はるゝ不易流行の原理は実はあらゆる芸術に通ずるものであらうと思はれる。〈寺田寅彦・天文と俳句〉
対義語
一時流行いちじりゅうこう

不易流行の解説 - 小学館 大辞泉

蕉風俳諧の理念の一。新しみを求めて変化していく流行性が実は俳諧の不易の本質であり、不易と流行とは根元において結合すべきであるとするもの。