かい‐どう【街道】
1 中央と地方、また町と町とを結ぶ、行政上、交通上の主要な道路。「日光—」 2 (比喩的に)大きな目標や目的に向かって歩む道筋・過程。「優勝—を突き進む」「出世—をひた走る」
カスバ‐かいどう【カスバ街道】
《Route des Kasbahs》モロッコ中部の都市ワルザザードからティネリールを経てエルラシディアまでを東西に結ぶ街道。カスバと呼ばれる要塞化された集落が多く残っていることで知られる。
かまくら‐かいどう【鎌倉街道/鎌倉海道】
鎌倉時代、鎌倉から諸国に通じていた主要道路。上の道(化粧(けわい)坂・瀬田・府中)、中の道(山内・大船・世田谷・府中)、下の道(大船・弘明寺・池上・芝・下総・上総)の三道を主とした。
かわごえ‐かいどう【川越街道】
国道254号線の、東京都豊島区東池袋と埼玉県川越市新宿町の間における呼び名。江戸時代に中山道の板橋宿から分岐する脇街道として整備された。現在は東池袋が起点。
きそ‐かいどう【木曽街道】
⇒木曽路(きそじ)
きぼう‐かいどう【希望街道】
《Route de L'espoire》モーリタニア南部を東西に横断する舗装道路。首都ヌアクショットとマリとの国境に近いネマまで、約1100キロメートルを結ぶ。1985年に完成。
きょう‐かいどう【京街道】
大坂京橋から伏見を経て京都四条縄手に至る街道。
くまの‐かいどう【熊野街道】
熊野三社に至る交通路。東の伊勢からと西の紀伊からの二つがあった。
グロースグロックナー‐ホッホアルペンかいどう【グロースグロックナーホッホアルペン街道】
《Großglockner Hochalpenstraße》⇒グロースグロックナー山岳道路
こうしゅう‐かいどう【甲州街道】
江戸時代の五街道の一。江戸の日本橋から内藤新宿(新宿の古称)を経て甲府に至り、さらに下諏訪(しもすわ)で中山道と合する。現在の国道20号にあたる。甲州道中。