せき‐しょ【関所】
街道の要所や国境に設け、戦時における防衛あるいは通行人や物品の検査に当たった所。古代においては軍事的目的で設置され、中世には関銭が幕府・豪族・寺社の重要な財源となり、その徴収を目的として各所に設...
せんじゅ【千住】
東京都の地名。足立区南部(北千住)から荒川区東部(南千住)にかけて。もと奥州街道の第一宿。
せんじゅはなまちよりちょうぼうのふじ【従千住花街眺望ノ不二】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品。当初企画された36作に追加して摺られた10作のひとつ。日光奥州街道の最初の宿場町として栄えた千住付近から眺めた富士山を描く。手前には大名行...
そうか【草加】
埼玉県南東部の市。江戸時代は奥州街道の宿場町。草加せんべいが名物。東京に隣接し、都市化が進む。人口24.4万(2010)。
草加(そうか)越谷(こしがや)千住(せんじゅ)の先(さき)
《奥州街道の宿場が千住ではじまり、その先に草加・越谷と続くところから》草加を「然(そ)うか」に掛け、「ああそうなのか」ということをしゃれていう言葉。また、人が「そうか」というのをまぜ返す場合にい...
たい‐あみ【鯛網】
タイを捕るのに用いる巻き網。瀬戸内海の鯛縛網(たいしばりあみ)が有名。《季 春》「—や浜街道は山に入り/百閒」
たかいど【高井戸】
東京都杉並区の地名。もと甲州街道の宿駅。
たかの‐がわ【高野川】
京都市内を流れる淀川水系の一。京都市左京区と滋賀県大津市との境にある途中越(とちゅうごえ)(標高370メートル)付近に源を発して敦賀(つるが)街道(国道367号)に沿って流れ、多くの支流を合わせ...
たち‐が・れる【立(ち)枯れる】
[動ラ下一][文]たちが・る[ラ下二]草や木が立ったままで枯れる。「街道沿いの松が—・れる」
たて‐ば【立(て)場/建場】
1 江戸時代、宿場と宿場の間の街道などで、人足・駕籠(かご)かきなどの休息した所。明治以後は人力車や馬車などの発着所をいう。 2 人の多く集まる所。たまり場。 3 位置。たちば。 4 業者がその...