えんざん【塩山】
山梨県甲州市の地名。旧市名。青梅街道の旧宿場町で、甲州ブドウ・モモの産地。恵林寺(えりんじ)・向嶽寺(こうがくじ)がある。平成17年(2005)勝沼町・大和村と合併して甲州市となった。→甲州
おい‐わけ【追分】
1 街道が左右に分かれる所。各地に地名として残る。 2 「追分節」の略。
おいわけ‐ぶし【追分節】
民謡の一。中山道と北国街道の分岐点であった信州追分の宿(長野県軽井沢町)の飯盛り女たちが、碓水(うすい)峠を往来する馬子(まご)のうたう馬子唄に三味線の手をつけたものが馬方三下がりまたは追分節(...
おう‐かん【往還】
[名](スル) 1 道を行き来すること。往復。往来。「東京と大阪とを—する」 2 人などが行き来するための道。主要な道路。街道。「丘の下の—に出ると」〈寅彦・写生紀行〉
おうしゅう‐かいどう【奥州街道】
江戸時代の五街道の一。江戸千住(せんじゅ)から白河に至る街道。その延長の陸奥(むつ)三厩(みんまや)までを含めていうこともある。奥州道中。
おうめ【青梅】
東京都北西部の市。多摩川の谷口集落、青梅街道の宿駅として発展。戦前まで青梅縞の産地。御岳(みたけ)渓流は江戸以来の上水道源。人口13.9万(2010)。
おうめ‐かいどう【青梅街道】
東京都新宿区から山梨県甲府市へ至る街道。江戸時代は新宿追分(おいわけ)を起点として甲州街道と分かれ、青梅・大菩薩峠(だいぼさつとうげ)・塩山(えんざん)を経て、甲府の酒折(さかおり)で再び甲州街...
おおうち‐じゅく【大内宿】
福島県南西部にあった宿場町。大内峠(標高900メートル)の南の山あいにあり、会津若松と日光今市とを結ぶ会津西街道(下野(しもつけ)街道)の宿駅として栄えた。茅葺(かやぶ)き民家などが残り、国の重...
おおた【太田】
群馬県南東部の市。子育て呑竜(どんりゅう)様として有名な大光院の門前町、日光例幣使街道の宿場・市場町として発展。自動車などの工業が盛ん。平成17年(2005)尾島町・新田町・薮塚本町と合併。人口...
おおたわら【大田原】
栃木県北東部の市。もと大田原氏の城下町、奥州街道の宿場町として発展。県北の商業中心地。ハトウガラシの栽培も盛ん。平成17年(2005)10月に湯津上(ゆづかみ)村・黒羽町を編入。人口7.8万(2...