てん‐い【天衣】
天人・天女の着る衣服。あまのはごろも。→てんえ(天衣)
てんい‐むほう【天衣無縫】
[名・形動]《「霊怪録」による》 1 天人の衣服には縫い目のあとがないこと。転じて、詩や文章などに、技巧のあとが見えず自然であって、しかも完全無欠で美しいこと。また、そのさま。「—な(の)傑作」...
てんこうかいぶつ【天工開物】
中国、明代の科学技術書。3巻。宋応星著。1637年刊。農産物・衣服・火器・金属製品などの製造法を、挿絵入りの詳細な記述で体系的にまとめたもの。
てん‐ぞ【典座】
《「ぞ(座)」は唐音》禅宗寺院で、大衆の斎飯などの食事をつかさどる役職。もとは床座・衣服などをつかさどった。六知事の一。
てん‐とう【纏頭】
《「てんどう」とも》 1 祝儀。はな。心づけ。「駕籠舁(か)き人力車夫等への—にも思い切った額を弾んだ」〈谷崎・春琴抄〉 2 もらった衣服を頭にまとったところから、歌舞・演芸などをした者に、褒美...
てん‐ばい【典売】
[名](スル)質入れしたり、売ったりすること。また、質物を売却すること。「衣服頭飾尽く—するに至り」〈阪谷素・明六雑誌三二〉
ディスポーザブル‐ウエア【disposable wear】
使い捨て用の衣服。洗濯し、保存するのではなく、1回か2回着て捨ててしまうもの。主に紙製で、ドレス・おむつ・パンツ・ショーツなどがある。
デジタル‐ファッション【digital fashion】
SNSのアイコンやメタバースなどで、アバターが着用する衣服やバッグ、靴など。また、人物の画像に拡張現実(AR)技術を用いて合成する衣服画像をさすこともある。デジタルクチュール。
とう‐じき【当色】
1 位階に相当する服色。養老の衣服令では、一位は深紫、二・三位は浅紫、四位は深緋(ふかひ)、五位は浅緋、六位は深緑、七位は浅緑、八位は深縹(ふかはなだ)、初位は浅縹。のち、多少の変化があった。位...
とのい‐もの【宿直物】
官人が宿直をするときの衣服・夜具の類。