みそ‐かけ【御衣懸け】
《「みぞかけ」とも》衣服などを掛けておく家具。衣桁(いこう)。「練緒染緒(さみを)の—にせむ」〈催馬楽・高砂〉
みそ‐なおし【味噌直】
マメ科の小低木。山野に生え、高さ40〜90センチ。葉は3枚の長楕円形の小葉からなる複葉。8、9月に、白い小花を穂状につける。豆果は鉤(かぎ)状の毛があり、衣服につきやすい。茎葉を入れて味噌の味を...
みだれ‐かご【乱れ籠】
脱いだ衣服などを一時入れておく、浅い籠。
みちゆき‐ごろも【道行き衣】
旅行のときに着る衣服。旅衣(たびごろも)。「春雨はいたくなふりそ旅人の—ぬれもこそすれ」〈金槐集〉
みつ‐がさね【三つ重ね】
重箱・杯・衣服などで、三つ重ねて一組みとしたもの。「—の酒杯」
みどり‐の‐ころも【緑の衣】
緑色の衣服。六位の官人が朝服に着用した、深い縹色(はなだいろ)の袍(ほう)。りょくい。
み‐なり【身形】
1 衣服をつけた姿。また、その服装。「きちんとした—」「—を構わない」 2 からだのかっこう。からだつき。「—はだつきの細やかに美しげなるに」〈源・胡蝶〉
みなれ‐ごろも【身馴れ衣】
いつも身につけて着なれた衣服。「かたみにそへ給ふべき—も、しほなれたれば」〈源・蓬生〉
身(み)に付(つ)・ける
1 着たり、はいたりする。また、からだにつけて持つ。「衣服を—・ける」「お守りを—・ける」 2 知識・習慣・技術などを自分のものとする。体得する。習得する。「一芸を—・ける」
み‐の‐かわ【身の皮】
1 皮膚。「その—悉(ことごと)に風に吹きさかえき」〈記・上〉 2 身につける衣服。「あるほどの—を日算用すまして」〈浮・一代女・五〉