ころもがわ‐の‐せき【衣川の関】
⇒衣(ころも)の関
ころもがわ‐の‐たて【衣川の館】
岩手県西磐井(にしいわい)郡平泉町にあったやかた。源義経が文治5年(1189)藤原秀衡(ふじわらのひでひら)の子泰衡に襲われて自刃した所。義経像をまつる義経堂がある。高館(たかだち)。判官館(ほ...
ころも‐じらみ【衣虱】
ヒトジラミの亜種。体は淡黄色または白色。体長は約3.5ミリ。人の衣類に覆われた部分に寄生。発疹(ほっしん)チフス・回帰熱などを媒介する。きものじらみ。
ころも‐で【衣手】
[名]《衣服の手の意から》着物の袖。たもと。多く、和歌に用いる。「妹とありし時はあれども別れては—寒きものにそありける」〈万・三五九一〉 [枕] 1 衣手をひたす意から、「ひたち」にかかる。...
ころもで‐の【衣手の】
[枕]袖に関する「手(た)」「真袖(まそで)」「ひるがえる」などの意から、「た」「ま」「わく」「かへる」「なぎ」などにかかる。「—田上山(たなかみやま)の真木さく檜(ひ)の嬬手(つまで)を」〈万...
ころもで‐を【衣手を】
[枕]衣を砧(きぬた)で打つ意から、「うち」にかかる。「—打廻(うちみ)の里にある我を」〈万・五八九〉
衣(ころも)の裏(うら)の珠(たま)
《「法華経」五百弟子受記品に書かれた故事から》過去に大乗の教えを授けられたのに忘れてしまって悟れずにいたのが、今釈尊の教えによって悟ることができたというたとえ。また、本来持っていた仏性のたとえ。...
ころも‐の‐くび【衣の領】
着物の襟。「—より針を抜き出で、箱に入れて御弟子(みでし)に還し奉る」〈今昔・四・二五〉
ころも‐の‐せき【衣の関】
平安時代、安倍(あべ)氏が築いた関。中尊寺の北西にその跡がある。衣川の関。ころもがせき。[歌枕]
ころものたな‐どおり【衣棚通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。室町通りと新町通りの間の通りで、豊臣秀吉によって新設されたといわれる。全長約4.3キロ。