しろ‐きぬ【白衣】
《「しろぎぬ」とも》 1 染めてない白い衣服。びゃくえ。白装束。「女房の—など、この度(たび)は冬にて、浮文、固文、織物、唐綾など、すべていはむかたなし」〈栄花・初花〉 2 墨染めの衣を着ている...
しん‐い【寝衣】
寝るときに着る衣服。ねまき。
しん‐い【襯衣】
肌着。ジュバン。シャツ。
じひ‐え【慈悲衣】
僧衣。袈裟(けさ)。
じゅ‐い【寿衣】
死者に着せる着物。経帷子(きょうかたびら)。
じゅ‐い【授衣】
《「詩経」豳風(ひんぷう)・七月の「七月火流る、九月衣を授く」から》 1 冬着の準備をすること。冬の用意をすること。 2 陰暦9月の異称。
じゅう‐い【戎衣】
戦争に行くときの衣服。軍服。「自らの血と返り血とで、—は重く」〈中島敦・李陵〉
じゅう‐い【絨衣】
ラシャで作られた衣服。
じゅ‐え【受衣】
禅宗で、弟子が師から法を受け継いだしるしとして、僧衣を受けて着ること。伝衣(でんえ)。
じゅん‐い【鶉衣】
《子夏は貧しく、着ている衣服が破れていたのを鶉にたとえた「荀子」大略の故事から》継ぎはぎだらけの衣。みすぼらしい衣服。弊衣。うずらごろも。