のう‐ぎょう【農業】
土地を利用して作物を栽培し、また家畜を飼育して衣食住に必要な資材を生産する産業。広義には農産加工・林業も含む。
のう‐げさ【衲袈裟】
「衲衣(のうえ)1」に同じ。
のうし【直衣】
《直(ただ)の衣、平服の意》平安時代以後、天皇・摂家・大臣など、公卿の平常服。衣冠の袍(ほう)と同じ形で、烏帽子(えぼし)・指貫(さしぬき)とともに着用した。衣冠と違い、位階による色の規定がない...
のうし‐すがた【直衣姿】
直衣をつけた姿。「なまめかしきもの。細やかに清げなる君たちの—」〈枕・八九〉
のうし‐の‐くらい【直衣の位】
直衣を着て参内(さんだい)することができた位階のことで、三位以上をいう。
のうし‐はじめ【直衣始め】
三位以上の公卿が、勅許を受けて初めて直衣を着用すること。また、その儀式。
のう‐しょうぞく【能装束】
能を演じるときに演者が身につける装束。能面を除いたすべてのもので、かぶり物・鬘(かずら)から足袋まで含まれる。特に、唐織(からおり)・厚板(あついた)・摺箔(すりはく)・縫箔(ぬいはく)など染織...
のう‐す【衲子】
衲衣(のうえ)を着けた者の意で、特に禅僧のこと。衲僧。のっす。
のう‐の‐けさ【衲の袈裟】
「衲衣(のうえ)」に同じ。「暑げなる物、随身の長(をさ)の狩衣、—」〈枕・一二三〉
のけ‐えもん【仰け衣紋】
「抜き衣紋(えもん)」に同じ。「羽織は…—にぞ着なしける」〈仮・竹斎・下〉