みのしろ‐ごろも【蓑代衣】
蓑のかわりに着る粗末な衣服。「山伏の—にゆづり給ひて」〈源・初音〉
み‐の‐まわり【身の回り】
衣類・装身具・文房具など、日常生活に必要なこまごまとした物。また、自分の周囲。身辺。そこから生じる雑用。「—の世話をする」「—を整える」
み‐のり【御法】
1 仏法を尊んでいう語。 2 法令を尊んでいう語。「商(あき)返し領(を)すとの—あらばこそ吾が下衣返したまはめ」〈万・三八〇九〉 源氏物語第40巻の巻名。光源氏51歳。紫の上の法華経供養...
み‐はば【身幅】
1 からだの横幅。 2 衣服の身頃(みごろ)の幅。「—の狭い着物」 3 人に対する面目。肩身。「肩縫ひ上げの—さへ、せまき娘の心根を」〈人・梅児誉美・初〉
み‐ばえ【見映え/見栄え】
見た感じがよいこと。外観がよく見えること。「—のする衣装」「—のいい盛りつけ」
みほ‐の‐まつばら【三保の松原】
静岡県静岡市清水区の、駿河湾に延びる砂嘴(さし)にある松原。富士山を望む景勝地として知られ、羽衣(はごろも)の松や御穂神社がある。平成25年(2013)「富士山−信仰の対象と芸術の源泉」の一つと...
みぼろ‐こ【御母衣湖】
岐阜県西北部、庄川上流をせき止めてできた人造湖。昭和36年(1961)に完成した発電専用のロックフィルダムである御母衣ダムの貯水池。湖面標高760メートル、面積8.8平方キロメートル、総貯水量3...
み‐まさ・る【見優る/見勝る】
[動ラ四] 1 予想よりすぐれて見える。「らうたげなる筋さへ添ひて—・りける事さへ口惜しう」〈狭衣・四〉 2 他よりすぐれて見える。「その次の娘お夏、…風俗姉に—・りて」〈浮・二十不孝・三〉
みやす‐どころ【御息所】
《「みやすみどころ」の音変化。天皇の御休息所の意から》 1 天皇の寝所に侍する宮女。女御(にょうご)・更衣(こうい)、その他、広く天皇に寵せられた宮女の称。また一説に、皇子・皇女の母となった女御...
みやび【雅び】
[名・形動]《動詞「みやぶ」の連用形から》 1 上品で優美なこと。また、そのさま。風雅。優雅。「衣装に—を競う」「—な祭事」⇔俚(さと)び。 2 宮廷風であること。都会風であること。また、そのさ...