き・せる【着せる】
[動サ下一][文]き・す[サ下二] 1 衣服などを身につけさせる。「着物を—・せてもらう」 2 上からかぶせる。「銀台に金を—・せる」「歯に衣(きぬ)を—・せぬ批評」 3 他に押しつけ負わせる。...
きそい‐がり【競い狩(り)】
昔、陰暦5月5日に、山野に出て薬草を採集した行事。薬狩り。 [補説]「かきつはた衣に摺り付け丈夫(ますらを)の着襲(きそ)ひ狩りする月は来にけり」〈万・三九二一〉の「着襲ひ狩り(=着飾ってする狩...
き‐そ・う【着襲ふ/着装ふ】
[動ハ四]衣服をいく枚も重ねて着る。「布肩衣(ぬのかたぎぬ)ありのことごと—・へども寒き夜すらを」〈万・八九二〉
きそ‐はじめ【着衣始め】
江戸時代、正月三が日のうちの吉日に、新しい衣服を初めて着ること。また、その儀式。《季 新年》
き‐ぞめ【着初め】
1 新しい衣服を初めて着ること。 2 武士の子が成人した際、初めて鎧(よろい)を着る儀式。
きた‐きり【着た切り】
1着の衣類を着つづけること。今着ている衣服だけで着替えを持っていないこと。きたっきり。「旅行中—で通す」
きた‐やま【北山】
1 北方の山。 2 京都市市街の北側にある山々。船岡山・衣笠(きぬがさ)山・岩倉山など。また、その一帯の称。 3 《「北」を「来た」の意に掛けた洒落から》 ㋐恋慕の情が起こること。ほれること。→...
き‐だおれ【着倒れ】
衣類に金をかけて財産をなくすこと。「京の—、大阪の食い倒れ」
きっ‐たて【切っ立て】
1 切ったように垂直にそびえていること。また、そのもの。「—の総二階」〈里見弴・多情仏心〉 2 仕立てたばかりの衣服。仕立ておろし。「—の半被(はっぴ)」〈鏡花・註文帳〉
キッド【kid】
1 子ヤギ。 2 子ヤギの皮。薄くてやわらかく、光沢がある。衣類・手袋・靴などに用いられる。 3 子供。若者。