け【褻】
正式でないこと。また、日常的なこと。ふだん。⇔晴(はれ)。「—に着給ふ御衣(おんぞ)」〈大鏡・兼通〉
けい‐いりょう【軽衣料】
ワイシャツ、ブラウス、肌着、靴下など、薄く軽い衣料品のこと。⇔重衣料。
けいきゅう‐ひば【軽裘肥馬】
《「論語」雍也(ようや)の「肥馬に乗り、軽裘を衣(まと)ふ」から》軽く暖かい皮ごろもと肥えた馬。富貴な人が外出するときのいでたちにいう。軽肥。「—繋(つな)ぐに所なし」〈太平記・二七〉
けいこ‐ぎ【稽古着】
柔道・剣道・空手道などで、練習をするときに着る特製の衣服。
けいせい‐まち【傾城町】
遊里。遊郭。いろまち。「—を通れば、やがて衣の袖をひかれ」〈咄・きのふはけふ・下〉
けいたいあんてい‐かこう【形態安定加工】
繊維を樹脂加工したり、縫製後にホルムアルデヒドなどのガスで処理するなどして、型崩れのしにくい衣料品を加工すること。また、そうした形状記憶繊維を用いた衣料品のこと。洗濯後、しわや型崩れが少なく、も...
けい‐だん【軽暖】
[名・形動] 1 少しあたたかいこと。また、そのさま。微温。「—の空気の中には草木の香みちみちて」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 衣服が軽くてあたたかいこと。また、そのような上等な衣服。「衣は—を欲し...
けい‐ぶつ【景物】
1 四季折々の趣のある事物。自然の風物。連歌・俳諧では、特に、花・ほととぎす・月・雪などをいう。「初夏の—」 2 その場に興を添えるもの。珍しい芸や衣装・料理など。「音もせで走るいろいろの馬車…...
け‐うら【毛裏】
衣服の裏に毛皮がついていること。また、その衣服。裏毛。
け‐ごろも【毛衣/裘】
1 毛皮で作った防寒用衣服。かわごろも。《季 冬》「—を脱げば真肌のあらはなり/虚子」 2 鳥の羽毛で作った衣服。羽衣(うい)。