こころ‐ざし【志】
1 ㋐ある方向を目ざす気持ち。心に思い決めた目的や目標。「—を遂げる」「事、—と異なる」「—を同じくする」「青雲の—を抱く」 ㋑心の持ち方。信念。志操。「—を高く保つ」 2 相手のためを思う気持...
こころ‐ゆき【心行き】
1 心の向かい方。心の持ち方。 2 満足して気が晴れること。「思ふ事なく—増して」〈狭衣・一〉 3 俳諧で、貞門の物付けに対し、前句全体の意味によって付ける、談林派の作法。
ここんてい‐しんしょう【古今亭志ん生】
[1890〜1973]落語家。5世。東京の生まれ。本名、美濃部孝蔵。天衣無縫・八方破れといわれる芸風と生活で、昭和の落語を代表する存在になった。得意の演目は「火焔(かえん)太鼓」「文七元結(ぶん...
こ‐さむ・い【小寒い】
[形][文]こさむ・し[ク]少し寒い。うすら寒い。「—・くなって来たので浴衣を着かえようとすると」〈有島・或る女〉
こし‐おび【腰帯】
1 女性の和服で、腰で着物をからげ結ぶ細いひも。こしひも。 2 「帯」に同じ。 3 「石帯(せきたい)」の異称。 4 狩衣(かりぎぬ)の上に結ぶ幅の狭い帯。
こし‐から・む【腰絡む】
[動マ四]衣服を腰の辺りにからめる。「表衣(うへのころも)を皆—・みて」〈今昔・二八・四〉
こし‐ごろも【腰衣】
僧尼が腰につけた短い黒色の衣。ひだがあり、袴に似る。裙(くん)。
こし‐まえだれ【腰前垂れ】
衣服の上から腰につける前垂れ。
こし‐まき【腰巻(き)】
1 女性が和装するとき、下着として腰から脚にかけて、じかに肌にまとう布。ゆもじ。おこし。 2 中世以降、武家の女性や宮中の下仕えの女官が、夏に小袖の上につけて肩脱ぎとして腰から下に巻きつけた衣服...
こし‐も【腰裳】
上代の女性の衣服の一。腰の辺りを覆う短い裳。「—服(き)たる少女(をとめ)」〈記・中〉