とう‐い【糖衣】
1 薬剤を服用しやすくするために外側に施した、糖分を含む被膜。「—錠」 2 チョコレートやゼリーなどの表面を覆う、砂糖でつくった硬い被膜。「—菓子」
とうい‐じょう【糖衣錠】
外側を糖衣でおおった錠剤。
ときぎぬ‐の【解き衣の】
[枕]解き衣の乱れやすいことから、「思ひ乱る」「恋ひ乱る」にかかる。「—思ひ乱れて恋ふれども」〈万・二九六九〉
とのい‐ぎぬ【宿直衣】
「宿直装束(とのいそうぞく)」に同じ。
どう‐い【胴衣】
「胴着(どうぎ)」に同じ。「救命—」
どう‐い【道衣】
道士の着用する衣服。道服。
どう‐ぎ【胴着/胴衣】
1 和服用の防寒着で、長着とジュバンの間に着る綿入れ。胴服。どうい。《季 冬》 2 人体の胴にまとうもの。どうい。「救命—」
ない‐え【内衣】
1 三衣(さんえ)の一、安陀会(あんだえ)のこと。五条衣。 2 腰にまとう裙子(くんす)のこと。
なか‐の‐ころも【中の衣】
直衣(のうし)の下、単衣(ひとえぎぬ)の上に着る衣服。和歌では多く男女の「仲」にかけて用いる。「包むめる名やもり出でむ引き交はしかくほころぶる—に」〈源・紅葉賀〉
なつ‐ごろも【夏衣】
[名]夏に着る衣服。夏着(なつぎ)。《季 夏》「着馴れても折目正しや—/来山」
[枕] 1 夏衣は薄く、単衣(ひとえ)であるところから、「うすし」「ひとへ」に掛かる。「—うすくは更に思はぬを...