よく‐い【浴衣】
入浴の際、また、入浴後に身につける衣服。ゆかた。
よる‐の‐ころも【夜の衣】
夜、寝るときに着る衣服。また、寝間着。「蝉(せみ)の羽の—は薄けれど移り香濃くも匂ひぬるかな」〈古今・雑上〉
夜(よる)の衣(ころも)を返(かえ)・す
夜の衣を裏返して着て寝る。夢で恋しい人に会えるという俗信による。「—・しわび給ふ夜な夜な」〈狭衣・四〉
ら‐い【羅衣】
うすもので仕立てた衣服。うすぎぬ。
らん‐い【襤衣】
やぶれごろも。ぼろの着物。つづれ。弊衣(へいい)。
らんい‐しゃ【藍衣社】
中華民国の秘密政治結社。1932年ごろ黄埔(こうほ)軍官学校の出身者を中心に結成されたといわれ、蒋介石政権の独裁維持と反対勢力の撲滅を目的とした。党員が藍色の上着を着ていたのでこの名がある。正式...
りょく‐い【緑衣】
1 緑色の衣服。 2 六位の官人が着た緑色の袍(ほう)。緑衫(ろうそう)。みどりのころも。
れんげ‐え【蓮華衣】
袈裟(けさ)の異称。
わた‐ぎぬ【綿衣】
「綿入れ2」に同じ。「夏とほしたる—のかかりたるを」〈枕・一九八〉