はながみ‐ぶくろ【鼻紙袋】
「紙入れ2」に同じ。「—も内懐に入れしは手の届く事にあらず」〈浮・永代蔵・四〉
はり‐ぶくろ【針袋】
針を入れて持ち歩くための袋。「—帯び続けながら里ごとに」〈万・四一三〇〉
はる‐ぶくろ【春袋】
女児が新年に縫い初めに作る袋。「春」を「張る」にかけて縁起を祝うもの。《季 新年》「かくしたるうちぞ床しき—/蝶夢」
ばん‐ぶくろ【番袋】
武士が宿直(とのい)のときに衣類などを入れた袋。また、雑物を入れる大きな袋。
ひうち‐ぶくろ【火打ち袋】
火打ち道具を入れて携帯する袋。旅行や軍陣などに携行した。
ひじょう‐ぶくろ【非常袋】
⇒非常持ち出し袋
ひじょう‐もちだしぶくろ【非常持(ち)出し袋】
地震や台風などの災害時、一時的に避難する際に必要なものを持ち出せるよう、まとめて入れておく袋。非常袋。防災袋。避難袋。 [補説]総務省消防庁では、最低限入れておくものとして、印鑑・現金・救急箱・...
ひなん‐ぶくろ【避難袋】
⇒非常持ち出し袋
ひ‐ぶくろ【火袋】
1 暖炉の、薪炭など燃料を燃やす所。 2 灯籠(とうろう)の火をともす所。また、行灯(あんどん)や提灯(ちょうちん)の、紙の覆(おお)いをした部分。
ビニール‐ぶくろ【ビニール袋】
塩化ビニル樹脂製の袋。また、ポリプロピレンなど塩化ビニル樹脂以外の合成樹脂でつくられたものも含め、耐水性のある袋全般をさしていうこともある。→ポリ袋