おぎない【補い】
おぎなうこと。おぎなうもの。埋め合わせ。「休んだ仕事の—をつける」
おぎない‐ぐすり【補い薬】
1 漢方で、精力の衰えを補強するための薬方。また、その薬。補薬(ほやく)。 2 当座の間に合わせに用いる薬。
おぎな・う【補う】
[動ワ五(ハ四)] 1 足りないところを埋めて満たす。補足する。「欠員を—・う」「もう少し説明を—・いたい」 2 損害や罪などの埋め合わせをする。「欠損を—・う」「彼の誠実さは他の欠点を—・って...
しつらい【設い】
1 「設(しつら)え」に同じ。「テーブル—をする」 2 (「室礼」「補理」とも書く)平安時代、宴・移転・女御入内などの晴れの日に、寝殿の母屋や庇(ひさし)に調度類を配置して室内の装飾としたこと。
ふ【甫/歩/補】
〈甫〉⇒ほ 〈歩〉⇒ほ 〈補〉⇒ほ
ふ‐しょ【補処】
「一生補処(いっしょうふしょ)」の略。
ふ・す【補す】
[動サ変]官職に任命する。ほす。「加賀の目代に—・せらる」〈平家・一〉
ふだ‐だいし【補陀大士】
《補陀落山に住む菩薩(ぼさつ)の意》観世音菩薩の異称。
ふだらく【補陀落/普陀洛】
《(梵)Potalakaの音写。光明山・海島山・小花樹山と訳す》仏語。インド南端の海岸にあり、観音が住むという八角形の山。日本でも観音の霊地にはこの名が多い。補陀落山(ふだらくせん)。
ふだらくさん‐じ【補陀洛山寺】
和歌山県東牟婁(ひがしむろ)郡那智勝浦(なちかつうら)町にある天台宗の寺。山号は白華山。本尊は十一面千手観音菩薩で、国の重要文化財に指定される。観音浄土(補陀落)を目指し、小船で浜から旅立つ宗教...