いんじゅうトリステサ【陰獣トリステサ】
橘外男の小説。昭和51年(1976)刊行の作品集「青白き裸女群像」に収録。獣姦を主題とした伝奇小説。
ウェルウィッチア【(ラテン)Welwitschia】
ウェルウィッチア科の裸子植物。一属一種で、アフリカ南西部の砂漠地帯に分布。雌雄異株。2、3メートルの長大な葉を広げる。幹は短く肥大、花は球状につく。1860年、植物学者フリードリヒ=ウェルウィッ...
うつ‐はぎ【全剝ぎ】
《「うつ」は全く、すっかりの意》そっくりはぎ取ること。まるはぎ。「—に剝(は)ぎとられ、裸兎(はだかうさぎ)の」〈根無草・後・跋〉
えいよう‐よう【栄養葉】
シダ類の葉で、胞子をつくる働きをもたず、光合成を盛んに行う葉。裸葉(らよう)。⇔胞子葉。
え‐よう【会陽】
岡山市の西大寺で、陰暦1月15日未明、修正会(しゅしょうえ)の結願(けちがん)として行われる裸押しの行事。吉井川で水垢離(みずごり)をとった裸の男たちが、神木(しんぎ)と称する棒を取り合う。正月...
エロチシズム【eroticism】
《「エロティシズム」とも》性愛・情欲をよび起こす性質。芸術作品などで、そのような傾向の表現。「—を漂わせる裸婦像」
おお‐はだぬぎ【大肌脱ぎ】
上半身の衣服を全部脱いで裸になること。両肌(もろはだ)脱ぎ。「何しろ、—の荒事だからね」〈里見弴・安城家の兄弟〉
男(おとこ)は裸百貫(はだかひゃっかん)
男は、裸でも百貫の値うちがある。男は無一物であっても、働いて巨万の富を築くことができるの意。
おに【鬼】
《「おん(隠)」の音変化で、隠れて見えないものの意とも》 [名] 1 仏教、陰陽道(おんようどう)に基づく想像上の怪物。人間の形をして、頭には角を生やし、口は横に裂けて鋭い牙(きば)をもち、裸...
鬼(おに)に衣(ころも)
1 表面は慈悲深そうなようすをしていても、内心は鬼のように恐ろしいこと。狼(おおかみ)に衣(ころも)。 2 《鬼は本来裸で衣服を必要としないところから》不必要なこと。また、ふつりあいなこと。