ザルツギッター【Salzgitter】
ドイツ北西部、ニーダーザクセン州の都市。ハルツ山脈の北麓に位置する。中世には岩塩の産地として知られた。ナチス政権時に置かれた国営製鉄工場は、第二次大戦後の分割再編を経て、現在も操業が続いている。
ザールブリュッケン【Saarbrücken】
ドイツ、ザールラント州の都市。同州の州都。ザール川沿いに位置し、フランス国境と接する。古くから交通の要地。ザール炭田をはじめ、地下資源に恵まれ、ザール地方の重工業都市として発展。バロック様式のル...
しゅうせいかん‐じぎょう【集成館事業】
薩摩藩主、島津斉彬(しまづなりあきら)が推進した洋式産業の総称。日本初の西洋式機械工場群の建設により、製鉄や造船などの事業が展開された。
シュタイア【Steyr】
オーストリア北部、オーバーエスターライヒ州の都市。シュタイア川とエンス川の合流点に位置し、製鉄業で発展。現在は自動車工業が盛ん。中世の面影を残す旧市街には、市庁舎やマリエン教会、ランベルク城をは...
しょうかそん‐じゅく【松下村塾】
江戸末期、長門(ながと)萩にあった私塾。吉田松陰の叔父玉木文之進の家塾を、安政3年(1856)から松陰が主宰し、高杉晋作・伊藤博文ら明治維新に活躍した多くの人材を養成。平成27年(2015)「明...
しょうこ‐しゅうせいかん【尚古集成館】
鹿児島県鹿児島市にある博物館。大正12年(1923)開館。幕末、薩摩藩主島津斉彬が実践した集成館事業の一環として建てた機械工場が前身。工場は慶応元年(1865)完成。島津家や集成館事業の歴史を展...
ジャムシェドプール【Jamshedpur】
インド中東部、ジャールカンド州南部の都市。名称は20世紀初頭に同地で近代的製鉄業を開始した、財閥タタグループの創業者ジャムシェドジー=タタに由来する。鉄鋼業をはじめとする重工業都市に発展。人口、...
ジュイス‐デ‐フォラ【Juiz de Fora】
ブラジル南東部、ミナスジェライス州の都市。リオデジャネイロの北約130キロメートル、マンティケイラ山脈とセラドマール山脈の間に位置する。農牧業が行われるほか、製鉄業・自動車工業も盛ん。
すいそかんげん‐せいてつ【水素還元製鉄】
石炭の代わりに水素を還元に用いる製鉄。その工程で地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を削減できるため、商用に向けた研究開発が進んでいる。
スクル【Sukur】
ナイジェリア北東部、カメルーンとの国境付近のアダマワ高原にある小集落。一帯は古くから鉄の産地として知られ、製鉄所のほか、丘の上にはヒデと呼ばれる首長の宮殿などの遺構が残り、1999年「スクルの文...