くん‐たい【裙帯】
1 着物の裳裾(もすそ)と帯。または、単に帯。「青羅の—は新蒲を展(の)べたり」〈和漢朗詠・下〉 2 ⇒くたい(裙帯)
け‐かえし【蹴返し】
1 相撲のきまり手の一。相手のくるぶしのあたりを内側から外へけりながら手を引くか、はたき込んで倒す技。 2 歩くとき、着物の裾が返ること。また、返ったときに見える裏。
け‐かえ・す【蹴返す】
[動サ五(四)] 1 けって、もとの位置へもどす。「ボールを相手に—・す」 2 けられた仕返しにける。けり返す。 3 けってひっくり返す。「山の芋を煮た鍋を—・して」〈大岡・野火〉 4 歩くとき...
けし‐ぐくり【芥子括り】
1 袖口を細く縫うこと。江戸時代、侠客などの間で粋な仕立てとされた。 2 袋物や巾着(きんちゃく)などの周囲につける、ひらひらしたへり。 3 歌舞伎の衣装で、袖・襟・裾などに縫い添えた5色のひら...
け‐だし【蹴出し】
和装で、女性が腰巻の上に重ねてつける布。裾よけ。
穴(けつ)を捲(まく)・る
《ならず者が着物の裾(すそ)をまくって、その場に座り込むところから》追い詰められて、逆におどすような態度をとる。居直る。尻を捲る。
け‐まわし【蹴回し/蹴廻し】
着物・袴(はかま)・スカート・コートなどの裾回り全体の寸法をいう。
ケリー‐バッグ【Kelly bag】
裾(すそ)の広がった台形型の手さげバッグのこと。元来はフランスのエルメス社の製品で、モナコの王妃となったグレース=ケリーが愛用したことからこの名がある。→エルメス
けんとく‐さん【乾徳山】
山梨県山梨市の北部にある山。標高2031メートル。頂上からの眺望がよい。中腹に大平牧場があり、裾野は草原状になっている。山麓の甲州市に、武田信玄の菩提(ぼだい)寺である乾徳山恵林(えりん)寺があ...
げ‐ぐくり【下括り】
指貫(さしぬき)の裾に通したひもで足首の辺りをくくること。したぐくり。⇔上括(しょうくく)り。