でん‐ぷう【癜風】
マラセチアという真菌の感染によって起こる皮膚の病気。頚部・背部・胸部・上腕などに、米糠のような鱗屑を伴った淡褐色の色素斑(黒色癜風)または脱色素斑(白色癜風)ができる。自覚症状はほとんどない。黒...
とうきょう‐さんしょううお【東京山椒魚】
サンショウウオ科の両生類。体長8〜13センチ、背面が暗褐色。福島県東部から平野部を除く関東地方に分布。1月中旬から3月ごろ、止水中に半月形の卵嚢(らんのう)を二つ産む。
とう‐ねん【当年】
1 この年。今年。本年。「—とって二〇歳」 2 その年。その当時。 3 シギ科の鳥。全長約15センチと小形。夏羽は頭・くびと背中が赤褐色、腹は白色。冬羽は背面が灰褐色。シベリアで繁殖、日本には春...
とう‐ひ【唐檜】
マツ科の常緑高木。深山に自生。樹皮は赤みを帯びた暗褐色。葉は線形で短く、裏面は灰白色を呈する。材はヒノキの代わりに建築・土木に用い、またパルプを製する。とらのおもみ。しろつが。
とう‐みつ【糖蜜】
1 サトウキビなどを使って砂糖を製造するときに、糖液を蒸発・濃縮させて結晶を分離したあとに残る茶褐色の液体。砂糖製造の際の副産物で、主としてアルコール発酵や製パン用イーストの原料、製菓材料、甘味...
とかげ【蜥蜴/蝘蜓/石竜子】
1 有鱗(ゆうりん)目スキンク科の爬虫(はちゅう)類。体長約20センチ。胴が円筒形で、体鱗(たいりん)は滑らか。体色は暗褐色で、縦縞がある。幼体は黒地に黄白色の縦縞が走り、尾は青色。尾は自切する...
とが‐さわら【栂椹】
マツ科の常緑大高木。本州・四国の深山に自生。樹皮は灰色。葉は針状で、2列に密生する。4月ごろ、雌花と雄花が咲き、球果は黒褐色。材は軽く、建築材や桶に利用。
と‐けつ【吐血】
[名](スル)食道・胃・十二指腸などから出血した血液を嘔吐(おうと)すること。吐いた血の色は褐色がかっている。→喀血(かっけつ)
とこ‐じらみ【床虱】
半翅(はんし)目トコジラミ科の昆虫。体長約5ミリ、体は扁平な円盤状で、赤褐色。家屋内にすみ、人から吸血する。南京(ナンキン)虫。とこむし。
とたて‐ぐも【戸閉蜘蛛】
トタテグモ科およびカネコトタテグモ科などの原始的なクモの総称。体長10〜18ミリ、赤褐色から黒色。地中または大木の樹皮や岩の上に巣を作り、入り口に扉をつける。