とらふ‐だけ【虎斑竹】
ヤシャダケに菌類が寄生し、表面に黒褐色の模様ができたもの。細工物などに利用する。岡山県真庭市、津山市のものは天然記念物。
とらめ‐いし【虎目石】
青石綿(クロシドライト)を石英で充塡(じゅうてん)または交代した鉱物。青色と黄褐色で絹糸光沢があり、磨くとトラの目のように見える。飾り石にする。虎眼石(こがんせき)。タイガーアイ。
とり‐がい【鳥貝】
ザルガイ科の二枚貝。内湾の泥底にすむ。貝殻は球円形で殻長9センチくらい。殻は薄く、表面は黄褐色の殻皮をかぶり、内面は紫紅色。すし種・干物などにする。《季 春》「三月や伊勢にまた来て—を/澄雄」
どく‐が【毒蛾】
1 ドクガ科の昆虫。翅(はね)の開張4センチくらいで、全体に黄色。幼虫は黄褐色で肉いぼが黒く、毒毛をもつ毛虫で、桜・梅など多種の樹木の葉を食害。幼虫・成虫とも、人が触れると皮膚炎を起こす。 2 ...
どく‐ささこ【毒笹子】
キシメジ科のキノコ。秋、竹林や雑木林に群生。全体に橙褐色か茶褐色、傘は漏斗状で中央がくぼむ。有毒。食べると4、5日後に手足に激痛を生じる。やけどたけ。やぶしめじ。
ドグエラ‐ひひ【ドグエラ狒狒】
《doguera baboon》ヒヒの一種。顔は毛がなく黒褐色で、体毛は灰褐色。アフリカのサバンナ地帯に分布し、食性は植物性のものを中心とするが、レイヨウなどを捕食することもある。アヌビスひひ。...
どじょう【泥鰌/鰌】
コイ目ドジョウ科の淡水魚。小川や田などにすみ、冬は泥に潜る。全長約20センチにもなり、体は細長い筒形で尾部は側扁し、背側は緑褐色、腹側は淡黄褐色で、口ひげは五対。うろこは細かく、厚い粘液層で覆わ...
どぶ‐がい【溝貝/土負貝】
イシガイ科の二枚貝。池沼の泥底にすむ。貝殻は薄く、球卵形でよく膨らみ、殻長8センチくらい。殻表は黒褐色で滑らか、内面は真珠色。えらにタナゴが産卵する。ぬまがい。
ドミグラス‐ソース
《(和)demi-glace(フランス)+sauce》ソースの一。ブラウンソースにフォンドボーを加えて煮つめた褐色のソース。肉料理、特にビーフステーキに用いる。デミグラスソース。
ドリアン【durian】
アオイ科の常緑高木。高さ約20メートル。枝や幹に大形の白色の5弁花をつける。果実は緑褐色をし、直径約15センチの長楕円形。果肉はクリーム状で特有の臭気があり甘く、生食のほかジャムなどにする。マレ...