サイジング【sizing】
1 洋紙の製造工程で、パルプにコロイド物質を加えて紙繊維の表面やすきまを覆い、液体やインクがにじまないようにする操作。 2 繊維工業で、のり付け作業のこと。
さく【幘】
1 昔、中国で、髻(もとどり)を覆い隠し、髪を包むのにつけたきれ。頭巾。 2 天皇が神事に臨むとき、冠の巾子(こじ)と纓(えい)をくくる白い生絹(すずし)。巾子の後ろで結び、その端を垂らす。
さし‐かか・る【差(し)掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 ちょうどその場所に至り着く。「山道に—・る」 2 ちょうどその時期になる。ある場面になる。「農閑期に—・る」「事件が山場に—・る」「話が本論に—・る」 3 上から覆いかぶさ...
さし‐かけ【差(し)掛け/指(し)掛け】
1 上に覆いかけること。 2 母屋から差し出してつくった片流れの屋根。 3 (指し掛け)将棋で、勝負がつかないとき、後日指し継ぐことにして一時休止すること。 4 平安時代、四位以下の者が用いた、...
さる‐ぼお【猿頰】
1 猿が食物を頰に詰め込んでたくわえるところ。ニホンザル・ヒヒなどにある。ほおぶくろ。 2 武具の一。鉄面(かなめん)の一種で、頰とあごを覆い、顔を保護するもの。 3 サルボオガイの別名。 4 ...
しそう【宍粟】
兵庫県中西部にある市。揖保(いぼ)川の上流域を占める。市域のほとんどを山林が覆い、林業が盛ん。平成17年(2005)4月に山崎町、一宮町、波賀(はが)町、千種町が合併して成立。人口4.1万(20...
しっ‐ぽく【卓袱】
1 《卓の覆いの意》中国風の食卓。4脚で高さ1メートル弱。多くは朱塗りで周囲に紅白の紗綾(さや)を垂れる。しっぽく台。 2 関西や信州で、そば・うどんにキノコ・かまぼこ・野菜などを入れて煮る料理...
しつじゅん‐りょうほう【湿潤療法】
すり傷や切り傷を水できれいに洗い、消毒せず被覆材(ひふくざい)で覆い、傷口が乾燥しないようにする治療法。モイストヒーリング。
しも‐よけ【霜除け】
冬、霜の害を防ぐために、こも・縄・わらなどで作物や樹木を覆うこと。また、その覆い。霜がこい。霜おおい。《季 冬》「母親を—にして寝た子かな/一茶」
しゃ‐がい【車蓋】
車の上の覆い。