くも‐の‐かけはし【雲の梯】
1 雲がたなびくさまを、かけはしに見立てた語。「天の川—いかにしてふみ見るばかり渡し続けむ」〈落窪・一〉 2 深い谷間の空中高くかけ渡した橋。「水青きふもとの入江霧晴れて山路秋なる—」〈風雅・雑...
くり‐かえ・す【繰(り)返す】
[動サ五(四)] 1 同じことをもう一度、あるいは何度もする。反復する。「失敗を—・す」「歴史は—・す」 2 本のページなどをめくる。「戸棚から暦を出して—・して見ると」〈漱石・吾輩は猫である〉
くるすの【栗栖野】
山城国宇治郡山科村(今の京都市山科区)の地名。稲荷山の東麓にあたる。 京都市北区の鷹峰(たかがみね)の東、西賀茂のあたりにあった地名。[歌枕]「春も見る氷室のわたり気を寒みこや—の雪のむら消...
君子(くんし)の九思(きゅうし)
《「論語」季氏から》君子として常に心掛けるべき九つのこと。見るときははっきり見る、聞くときはしっかりと聞く、顔つきはおだやかに、態度はうやうやしく、言葉は誠実で、仕事には慎重、疑問は質(ただ)し...
ぐ‐あい【具合/工合】
1 活動や機能からみた物事の状態。「エンジンの—を調べる」「雨戸の滑り—」「風は吹くし波は高いしといった—であった」 2 健康の状態。「—が悪いので休む」 3 物事の運び方。「こんな—にやろう」...
ぐうぞう‐し【偶像視】
[名](スル)尊敬・崇拝の対象として見ること。「世界的名選手を—する」
グラスボトム‐ボート【glass bottom boat】
船底に強化ガラスをはめこんで、海中を見ることができるようにした遊覧船。グラスボート。
グラフィカル【graphical】
[形動]絵画的。彫刻的。まのあたりに見るようなさま。「—な企画書」
グリンプス【glimpse】
ちらりと見ること。一瞥(いちべつ)。また、その印象。
け‐げん【怪訝】
[名・形動]不思議で納得がいかないこと。また、そのさま。「—な顔をする」「—そうにじろじろ見る」